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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
利確したので経緯の覚え書き。

【購入決断】
2/10、2/14にコモディティインデックスファンドに投資。計1500万。
税引きで10%の利益が出る+12.5%に達した時点で売却予定とした。また、持ち続けるのは基本的に6月末までとした。

判断材料とした事実や情報は以下。
・ヨーロッパで原油や天然ガスの価格が高騰し、光熱費が異常に上がって市民が悲鳴を上げているというニュースを見ていた。
・ロシア軍が演習中。アメリカは「ロシア軍が侵攻準備を整えている」と注意喚起。
・この時点で北海原油価格が1バレル94ドル付近。第2四半期には100ドルを超えると予想する分析が複数。理由は、採掘施設の老朽化で思うように増産に応じられないことや、脱炭素ムーブメントに抵抗するための資源国の思惑などさまざま。

この時点でのFKの読みは以下。
・ロシア軍はウクライナを包囲する形になっており、単なる演習ではない。
・軍を動かすのにも金がかかるし、軍を動かして何の成果も得られないとプーチンの指導力が低下する。クリミア半島の例もあるし、何らかの形で軍に実際に行動を起こさせる可能性はかなり高い。
・ロシアの原油や天然ガス頼りのEU諸国が電力確保に困っているという状況も、ロシアが強気に出ることを後押しする。
・ロシアがウクライナに侵攻すると、何らかの制裁がロシアに下される可能性は高い。ロシア経済は資源を売ることで持っているので、経済的にロシアに最大のダメージを与える方法としてロシア産の資源の流通に制限を加えるという手法がとられる可能性がある。
・以上の読みが当たれば、ロシア産の資源が流通しなくなることで資源価格は急騰する。以上の読みが外れても、第2四半期に100ドルを超える可能性はあるそうなので、資源価格は上昇することが見込める。

というわけで、2/10~2/14時点ですでに原油価格はかなり高かったが、さらなる上昇に賭けてエネルギー寄りのコモディティインデックスファンドに投資してみた。

【その後の経緯】
・ロシアはウクライナに侵攻した。ドンバス地方だけを切り取る可能性が高いと思っていたが、全面侵攻になった。
・ヨーロッパ(とアメリカ)は自らの痛みを覚悟し、ロシアに最大の経済制裁を科す旨を発表。これによりロシア産の資源は市場に出回らなくなる可能性が高くなった。
・米欧日は備蓄原油の放出を発表したが、量が不十分なのか原油価格はさらに上がった。
・OPECプラスは当初予定通りの緩やかな増産を行うと発表。目下の原油高騰を解消する動きはないということで原油価格はさらに上昇。この発表が3/2。

【売却決断】
3/3朝時点で+15%に達していたので売却指示。
まだ伸びる可能性は十分あるものの、下落リスクもあるし、期末配当金狙いの株買いなど別のアクションへ移行したい事情もあり、切り上げるには良いタイミングと思われた。

【利益確定】
3/5朝時点で売却手続き完了。それまでも若干の値動きがあり+15.6%で決着した。
利益は235万、税金を引いても188万のプラスとなった。

【振り返り】
結果としては十分な成功。
しかし勝算はかなりあったとはいえ、投資可能な資金の大部分をワンアイデアに突っ込むというのは投資というより投機。再現性はないと考えるべき。
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プロフィール
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男性
職業:
ゲーム会社勤務
趣味:
電源不要ゲーム
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