電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
パケ絵でヒーローものと見せかけて内容は重ーいサスペンス。そういやスパイダーマンも鬱展開パートが多かったよな。ヒーローで鬱話って流行りなのかしらん。
3時間近い尺があるので、話が佳境に入る最後の30分ぐらいまではかなりローテンション。そこまでの見せ場は、1人だけ超越しまくったDr.マンハッタン絡みの部分にほぼ集中している。ワルキューレの騎行をBGMに青白く輝くパンツ一丁の巨人が悠々と戦場を闊歩するベトナム戦争の描写は笑うしかない。
Dr.マンハッタンは全てにおいてキーになる人物だが、女に振り回されたり女に説得されたり奇跡の意味に開眼したりするあたりは正直陳腐すぎて拍子抜け。
そしてラスト30分は今までの鬱憤を晴らすがごとくアクションが展開され、全ての謎が明かされていく。だからこそこの時代設定なのか、と裏事情的なものの理解にも及び、そのカタルシスはなかなかだが、話的にはハッピーエンドからほど遠いので後味はよろしくない。核になるテーマ、結論ともに(映画の題材としてはともかく)ありふれているということもマイナス。
CG・SFXは凄いけど、いまやそれだけでウリになるような時代でもないしなー。
ストーリー的には特に破綻はなく、伏線もちゃんと回収はしている。技術的にはしっかりしてると思うが、驚きや発見、感動、盲を啓かれる感覚をあまり得られない映画だった。難しいものだな。
グラン・トリノが自分内で高評価であり、ウォッチメンがそうでない理由をちゃんと分析するのは大いに意味がありそうだと思った。
3時間近い尺があるので、話が佳境に入る最後の30分ぐらいまではかなりローテンション。そこまでの見せ場は、1人だけ超越しまくったDr.マンハッタン絡みの部分にほぼ集中している。ワルキューレの騎行をBGMに青白く輝くパンツ一丁の巨人が悠々と戦場を闊歩するベトナム戦争の描写は笑うしかない。
Dr.マンハッタンは全てにおいてキーになる人物だが、女に振り回されたり女に説得されたり奇跡の意味に開眼したりするあたりは正直陳腐すぎて拍子抜け。
そしてラスト30分は今までの鬱憤を晴らすがごとくアクションが展開され、全ての謎が明かされていく。だからこそこの時代設定なのか、と裏事情的なものの理解にも及び、そのカタルシスはなかなかだが、話的にはハッピーエンドからほど遠いので後味はよろしくない。核になるテーマ、結論ともに(映画の題材としてはともかく)ありふれているということもマイナス。
CG・SFXは凄いけど、いまやそれだけでウリになるような時代でもないしなー。
ストーリー的には特に破綻はなく、伏線もちゃんと回収はしている。技術的にはしっかりしてると思うが、驚きや発見、感動、盲を啓かれる感覚をあまり得られない映画だった。難しいものだな。
グラン・トリノが自分内で高評価であり、ウォッチメンがそうでない理由をちゃんと分析するのは大いに意味がありそうだと思った。
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