電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
日曜会をリアル開催していた時期にBGVとして流していただけで、ちゃんと観たことがなかったので、時間を割いてきちんと観た。
・最初は主人公が能天気なほどに前向き過ぎて人物像が薄っぺらく感じてしまうが、つらくても苦しくても死にかけてもそのスタンスを崩さないことで凄みを増してくる。これは連続ドラマとして時間をかけないとわからないキャラクター像だと思えた。
・やや変則的な刑事ドラマとしての視聴に耐える。敵集団グロンギは殺人カルトと見ることができ、グロンギの次の犯行を予測する中盤の展開だけでなく、捜査体制を整えたり検死したり対策を考えたりとさまざまな側面から警察の活動を追っていて飽きさせない。
・異なるフォームが次々と登場する序盤の展開は玩具販促番組としての特撮のお約束感が強いが、フォーム名を言うでもなく必殺技名も口にしない本作は独特な硬派さを帯びているといえよう。
・最後の敵である第0号との対決表現はかなり変則的で、わかりやすいものではなく、本来の客層である子供たちにとっては物足りなかったのではないだろうか。しかし、バトルアクションとしてわかりやすく盛り上げて終わらせるのではなく、テーマ性を最大限に発揮するために最後の二話ぶんの時間を使ったのには、単なる「玩具販促番組」を超えた作品を作ろうとした志が強く感じられた。
多くのファンがいることも頷ける、ライダー史に残る名作といえよう。
・最初は主人公が能天気なほどに前向き過ぎて人物像が薄っぺらく感じてしまうが、つらくても苦しくても死にかけてもそのスタンスを崩さないことで凄みを増してくる。これは連続ドラマとして時間をかけないとわからないキャラクター像だと思えた。
・やや変則的な刑事ドラマとしての視聴に耐える。敵集団グロンギは殺人カルトと見ることができ、グロンギの次の犯行を予測する中盤の展開だけでなく、捜査体制を整えたり検死したり対策を考えたりとさまざまな側面から警察の活動を追っていて飽きさせない。
・異なるフォームが次々と登場する序盤の展開は玩具販促番組としての特撮のお約束感が強いが、フォーム名を言うでもなく必殺技名も口にしない本作は独特な硬派さを帯びているといえよう。
・最後の敵である第0号との対決表現はかなり変則的で、わかりやすいものではなく、本来の客層である子供たちにとっては物足りなかったのではないだろうか。しかし、バトルアクションとしてわかりやすく盛り上げて終わらせるのではなく、テーマ性を最大限に発揮するために最後の二話ぶんの時間を使ったのには、単なる「玩具販促番組」を超えた作品を作ろうとした志が強く感じられた。
多くのファンがいることも頷ける、ライダー史に残る名作といえよう。
PR
Comment