電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
「女はアタマで、男はアソコで恋愛する!!」というのがパケ裏の煽りだが、これは宣伝手法の定番、「男を腐せ」に忠実なやり方。ジョークとして、もしくはセンセーショナルにするために誰かを腐す文言を書くわけだが、男を腐せば期待通りの効果を得られるのに、女を腐すと猛反発が飛んで来るので男を腐す以外の選択肢はないというわけだ。
さて、煽り内容の吟味。「恋愛」ではなく「結婚を前提とした交際」ならおおむね正しいだろう。虚飾を取り払えば、男が結婚に求める最大のものは「女」そのものである。それに対し、女が結婚に求める最大のものは経済的安定である。これは言い換えれば男は性欲(とその派生物)によって、女は打算(とその派生物)によって結婚するということ。これをさらに言い換えれば煽り内容と一致する。
映画の内容そのものは見ればわかるので言及しない。コメディータッチで語られるテーマを一般化すると「異性に自分の理想像を押し付けるのはやめよう。相手がいてこそなので、相手のことも考えて行動するのが大事」ということ。それそのものは正しい。
が、映画のオチはこのテーマに何ら沿っていない。視聴者が受け入れやすい定番的結末のためにテーマの本流から逸れたところでオチをつけた。肩すかしだ。
なので、序盤から中盤にかけてが最も面白く、クライマックスに近づくほどつまらなくなっていって、スクリーン内でクライマックスを迎えたときに視聴者の気分が最も盛り下がる。そんな奇妙な映画だった。
さて、煽り内容の吟味。「恋愛」ではなく「結婚を前提とした交際」ならおおむね正しいだろう。虚飾を取り払えば、男が結婚に求める最大のものは「女」そのものである。それに対し、女が結婚に求める最大のものは経済的安定である。これは言い換えれば男は性欲(とその派生物)によって、女は打算(とその派生物)によって結婚するということ。これをさらに言い換えれば煽り内容と一致する。
映画の内容そのものは見ればわかるので言及しない。コメディータッチで語られるテーマを一般化すると「異性に自分の理想像を押し付けるのはやめよう。相手がいてこそなので、相手のことも考えて行動するのが大事」ということ。それそのものは正しい。
が、映画のオチはこのテーマに何ら沿っていない。視聴者が受け入れやすい定番的結末のためにテーマの本流から逸れたところでオチをつけた。肩すかしだ。
なので、序盤から中盤にかけてが最も面白く、クライマックスに近づくほどつまらなくなっていって、スクリーン内でクライマックスを迎えたときに視聴者の気分が最も盛り下がる。そんな奇妙な映画だった。
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