電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
劇場で観たときのファーストインプレッション:
・序盤全体的に駆け足気味?怪我している綾波を見てから「逃げちゃダメだ」を経て「乗ります」に至るまでの間の取り方の短さ&心情描写の薄さ、沈黙から暴走状態に移行する箇所のケレンミの少なさ、サキエルの自爆に巻き込まれたエヴァはどうなった?と観客に思わせるだけの間を取らずにすぐさま健在が確認される映像を流す、など。
・サキエルが第4使徒になってたな。
・暴走したエヴァがムーンサルトでサキエルに躍りかかるシーンは非常に魅せる動きで良い映像なのだが、本編とは違って画面全体が暗くてよく見えない。蛍光グリーンにカラーリングされた箇所を目立たせるためにサキエルとの戦闘シーン全体が暗めになっていたようだが、ここを筆頭に「アニメーション(動き)で魅せる」ウリを損なっているという点で正直マイナスのほうが大きい演出方針だったと思う。
・3DCGを駆使して第三新東京市の変形を余すところなく公開!本編より圧倒的に力の入った演出のおかげで「なんという無駄なギミック・・・エネルギーの無駄遣いもいいところだ!」とハッキリと意識するに至ったわけだがw
・シャムシエルが多脚わきわきで気色悪さアップ。後頭部にサキエル同様の面が付いてたけどあれは前は無かったよな?銃を乱射して着弾煙で相手が見えなくなる、ってのは同じだけどパレットガンがガトリングガンに変わってる。
・戦闘シーンの音楽がなんかナディアのそれに近しく思えた。低音を効かせた曲調から高音部を膨らませる曲調に変わってるからか?
・死んだ使徒が血しぶきのように飛び散るようになったので、シャムシエルを仕留めたまま静止したエヴァが夕日をバックに一枚の影絵と化すシーンでシャムシエルが触手しか残っていない(あるいは触手だけが残っている、とも言える)絵づらになっていたのには違和感あり。
・逃げ出したシンジ。ポータブル音楽再生機のバッテリーはいつまで持つんだろう。電車の中ですでに残量乏しくなってなかったか?街の隅でダンボールにくるまって寝るなんて意外とバイタリティあるんだな、とか。
・ケンスケと出会うでもなく駅にミサトが追いかけてくるでもなくシンジ復帰。シンジの居場所の実感も戦い続ける理由も依然として希薄。とりあえずトウジは殴っておく。
・ゲンドウがシンジにそっけなくしているのは意図的なものだと知れる新セリフ。そうなのかー。ミサトが自分のところに住まわせたのは許容範囲内ということか?
・シンジ視点ではゲンドウの手の火傷についてのエピソードは知れてないので綾波への興味も理由がやや薄い。だがまあここは何とかなってるレベル。裸の綾波との第三種接近遭遇で乳首が映るのが映画ならではか。
・ラミエル超変形。スクリーン映えする動きを入れるのは良し。これぞアニメーションの醍醐味であろう。
・ラミエルの砲撃にたっぷり時間を掛けて嬲られる初号機。なんですぐに退避させないのか意味不明。パイロットだけを脱出させたらATフィールドがなくなって初号機が失われるから?でもパイロットが死んだら同じことだろうに。ゲンドウにとってはパイロットよりもエヴァのほうが重要、と視聴者に印象付けるため、にしても微妙。
・ヤシマ作戦の準備にたっっっぷり尺を割く。こういう大作戦の準備描写に力を入れてテンションを上げていく、っていうのはガイナの真骨頂っていうか、連中ホントに好きだよなー。俺も嫌いじゃない。でも他の駆け足な箇所とのバランスを考えるともう少し短くてもいいんじゃね?と思わないでもない。
・トウジとケンスケのボイスレコードに励まされ、ミサトにセントラルドグマを見せられてネルフ全職員の覚悟を聞かされ、日本中の電力を託されてシンジは戦いの意志を固める。ここに持ってきたか。
・なぜ効かなかったのかよくわからない第一射。本編ではラミエルのビームとのエネルギー干渉によるもの、という納得感がありつつ絵づらもよいシーンであるのに何故変更されているのか。危うく殺られそうになったラミエルの驚きと怒りを表現するため?エエエエェェェェー。莫迦な。
・ラミエルのビームを盾で受け止める零号機。スパークとフラッシュが激しすぎてよく見えない。サキエルとの戦闘シーンでの暗さといい、これってどうなのよ演出担当。
・ラミエルは最期も超変形。射抜かれた瞬間だけ基本形態に戻ったり、ウニ状になってブラッドレインしたり。おまえはいい仕事をした!
・綾波を救い出すべく水没した零号機をかつぎあげ、エントリープラグを排出させるためにプログナイフを抜いて・・・ちょっと待て~い。めっちゃ振りかぶってるし。なにこの無意味なバイオレンス&グロ趣味。
・火傷に耐えながら高熱になってるハッチを開けた、ぐったりしてる綾波、よかった生きてる!「別れ際にさよならなんて寂しいこと言うなよ」「自分にはなにもないなんて言うなよ」「なぜ泣いてるの?」「ごめんなさい、こういうときどんな顔したらいいかわからないの」「笑えばいいと思うよ」・・・なんか駆け足っぽくねぇ?全体的に間の取り方が短く思える。特に、「別れ際に~」の前の間と、「なぜ泣いてるの?」の前の間の短さは、そういうタイミングでセリフが出てくることが不自然に感じられるほどに重要な違い。間の取り方や短い感情描写の挿入で何倍もいいシーンになるのに・・・。俺はこういう情緒的なシーンでの間の取り方や感情描写の有無には人よりうるさいのかも知れん。ある意味クリエイターの性か。
・次回予告。突っ込みどころ満載。新キャラ?月から降下?「序」は本編6話までからそこまで大きな逸脱はないが、次はどうなるのかまったく読めない。
トータルとしては上の下、ぐらい?改良できそうな点はいろいろあるものの、作画は文句なく綺麗だったし、アニメの醍醐味も味わえる。脚本レベルで破綻といえるほどのものはとりあえず見られないのも良し。もっとも、それは3部だか4部だかを全部観てみないと結論は出せないわけだが。
・序盤全体的に駆け足気味?怪我している綾波を見てから「逃げちゃダメだ」を経て「乗ります」に至るまでの間の取り方の短さ&心情描写の薄さ、沈黙から暴走状態に移行する箇所のケレンミの少なさ、サキエルの自爆に巻き込まれたエヴァはどうなった?と観客に思わせるだけの間を取らずにすぐさま健在が確認される映像を流す、など。
・サキエルが第4使徒になってたな。
・暴走したエヴァがムーンサルトでサキエルに躍りかかるシーンは非常に魅せる動きで良い映像なのだが、本編とは違って画面全体が暗くてよく見えない。蛍光グリーンにカラーリングされた箇所を目立たせるためにサキエルとの戦闘シーン全体が暗めになっていたようだが、ここを筆頭に「アニメーション(動き)で魅せる」ウリを損なっているという点で正直マイナスのほうが大きい演出方針だったと思う。
・3DCGを駆使して第三新東京市の変形を余すところなく公開!本編より圧倒的に力の入った演出のおかげで「なんという無駄なギミック・・・エネルギーの無駄遣いもいいところだ!」とハッキリと意識するに至ったわけだがw
・シャムシエルが多脚わきわきで気色悪さアップ。後頭部にサキエル同様の面が付いてたけどあれは前は無かったよな?銃を乱射して着弾煙で相手が見えなくなる、ってのは同じだけどパレットガンがガトリングガンに変わってる。
・戦闘シーンの音楽がなんかナディアのそれに近しく思えた。低音を効かせた曲調から高音部を膨らませる曲調に変わってるからか?
・死んだ使徒が血しぶきのように飛び散るようになったので、シャムシエルを仕留めたまま静止したエヴァが夕日をバックに一枚の影絵と化すシーンでシャムシエルが触手しか残っていない(あるいは触手だけが残っている、とも言える)絵づらになっていたのには違和感あり。
・逃げ出したシンジ。ポータブル音楽再生機のバッテリーはいつまで持つんだろう。電車の中ですでに残量乏しくなってなかったか?街の隅でダンボールにくるまって寝るなんて意外とバイタリティあるんだな、とか。
・ケンスケと出会うでもなく駅にミサトが追いかけてくるでもなくシンジ復帰。シンジの居場所の実感も戦い続ける理由も依然として希薄。とりあえずトウジは殴っておく。
・ゲンドウがシンジにそっけなくしているのは意図的なものだと知れる新セリフ。そうなのかー。ミサトが自分のところに住まわせたのは許容範囲内ということか?
・シンジ視点ではゲンドウの手の火傷についてのエピソードは知れてないので綾波への興味も理由がやや薄い。だがまあここは何とかなってるレベル。裸の綾波との第三種接近遭遇で乳首が映るのが映画ならではか。
・ラミエル超変形。スクリーン映えする動きを入れるのは良し。これぞアニメーションの醍醐味であろう。
・ラミエルの砲撃にたっぷり時間を掛けて嬲られる初号機。なんですぐに退避させないのか意味不明。パイロットだけを脱出させたらATフィールドがなくなって初号機が失われるから?でもパイロットが死んだら同じことだろうに。ゲンドウにとってはパイロットよりもエヴァのほうが重要、と視聴者に印象付けるため、にしても微妙。
・ヤシマ作戦の準備にたっっっぷり尺を割く。こういう大作戦の準備描写に力を入れてテンションを上げていく、っていうのはガイナの真骨頂っていうか、連中ホントに好きだよなー。俺も嫌いじゃない。でも他の駆け足な箇所とのバランスを考えるともう少し短くてもいいんじゃね?と思わないでもない。
・トウジとケンスケのボイスレコードに励まされ、ミサトにセントラルドグマを見せられてネルフ全職員の覚悟を聞かされ、日本中の電力を託されてシンジは戦いの意志を固める。ここに持ってきたか。
・なぜ効かなかったのかよくわからない第一射。本編ではラミエルのビームとのエネルギー干渉によるもの、という納得感がありつつ絵づらもよいシーンであるのに何故変更されているのか。危うく殺られそうになったラミエルの驚きと怒りを表現するため?エエエエェェェェー。莫迦な。
・ラミエルのビームを盾で受け止める零号機。スパークとフラッシュが激しすぎてよく見えない。サキエルとの戦闘シーンでの暗さといい、これってどうなのよ演出担当。
・ラミエルは最期も超変形。射抜かれた瞬間だけ基本形態に戻ったり、ウニ状になってブラッドレインしたり。おまえはいい仕事をした!
・綾波を救い出すべく水没した零号機をかつぎあげ、エントリープラグを排出させるためにプログナイフを抜いて・・・ちょっと待て~い。めっちゃ振りかぶってるし。なにこの無意味なバイオレンス&グロ趣味。
・火傷に耐えながら高熱になってるハッチを開けた、ぐったりしてる綾波、よかった生きてる!「別れ際にさよならなんて寂しいこと言うなよ」「自分にはなにもないなんて言うなよ」「なぜ泣いてるの?」「ごめんなさい、こういうときどんな顔したらいいかわからないの」「笑えばいいと思うよ」・・・なんか駆け足っぽくねぇ?全体的に間の取り方が短く思える。特に、「別れ際に~」の前の間と、「なぜ泣いてるの?」の前の間の短さは、そういうタイミングでセリフが出てくることが不自然に感じられるほどに重要な違い。間の取り方や短い感情描写の挿入で何倍もいいシーンになるのに・・・。俺はこういう情緒的なシーンでの間の取り方や感情描写の有無には人よりうるさいのかも知れん。ある意味クリエイターの性か。
・次回予告。突っ込みどころ満載。新キャラ?月から降下?「序」は本編6話までからそこまで大きな逸脱はないが、次はどうなるのかまったく読めない。
トータルとしては上の下、ぐらい?改良できそうな点はいろいろあるものの、作画は文句なく綺麗だったし、アニメの醍醐味も味わえる。脚本レベルで破綻といえるほどのものはとりあえず見られないのも良し。もっとも、それは3部だか4部だかを全部観てみないと結論は出せないわけだが。
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