電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
久しぶりにカラオケ。三連休があるといつも「どうする?行っとく?」と打診していたのだが皆の予定があわず、3~4ヶ月ぶりぐらいになった。喉の使い方を忘れてたりしたが新番の曲をいろいろ歌って二時間はまたたく間に過ぎた。良いカラオケだったと言ってよかろう。
カラオケ後は寿司を食って虎の穴を覗いて、そのあとはいつもの裏例会コース。
で、今回もやっぱりドミニオンを数回まわした。
・チャペルを積極的に使っていくプレイを試してみた。確かにエンジン完成時のデッキパワーは非常に高くなる。しかし、質の向上と圧縮をバランスよく行っていかねばならないのでひとすじなわではいかない。また、エンジンが完成して点数カードを買いはじめると、デッキが薄いだけあって質の低下の影響が大きく、常にデッキチューニングを意識していく必要がある。…要は非常にテクニカルなカードであるということだ。
・泥棒には王道プレイ(高い貨幣を買って6点を買う)へ単純に突き進む戦法を抑止する効果があるため意味は大きいカードなのだが、序盤の偶発的な泥棒の成功は影響力がありすぎ、ゲームの趨勢を「システム上ヘッジされないラック要素」に帰さしめる可能性があって危険。
今回起こったケースでは、アクションを増やすカードがない場でモートもなし、泥棒があり。プレイヤーAが山札1巡目で鍛冶屋、木こりと買い、二巡目で木こり+4Gが出て金貨を買った。これを見てプレイヤーBが泥棒を買い、三巡目の泥棒がAの金貨にジャストヒット、というもの。
この泥棒の成功がゲームの勝敗に与えた影響は大きすぎるほど大きい。
プレイヤーBは抑止力として泥棒を買ったのだろうが、三巡目の泥棒でプレイヤーAの金貨にヒットする確率は20.4%、むしろ銅貨を圧縮してしまうだけの結果に終わる確率が71.4%。・・・普通ここでは泥棒を買わないだろう。
プレイヤーAが他に取りえた選択肢は研究所一枚の購入か、銀貨二枚の購入だろう。前者は長期戦を視野に入れたプランで、三巡目にビッグプレイができる可能性は低い。後者の場合もプレイヤーBは泥棒を買っただろうか?買わないとはいいきれない。大当たりは減るけど当たりは増えているので。
結局、「普通に考えたらやらないけど、確率を度外視して実行し、それがたまたまうまくいったら差し引きで大きく有利になる」という事態がありうる、そんなある種のバクチができてしまうことが緻密なプレイにほど遠く、無粋に感じる原因なのだろう。
麻雀で例えるなら、
22356四五六七七七⑧⑧ ツモ4 ドラ表示牌⑦ 東風戦の東一局0本場、東家
見えている範囲では147がそれぞれ残り3枚、2が残り1枚、⑧(ドラ)が残り2枚、という状況で2⑧シャボのリーチをかけ、結果ドラをツモって親ッパネになったようなものか。
早い段階での泥棒の購入はすなわち早い段階での泥棒のプレイにつながり(手札に泥棒しかアクションカードがないケースなら、それを使わない選択はほぼ無いため)、早い段階での泥棒のプレイは運ゲーの引き金を引くことになる。
アクションが増やせない場である以上、どうせ皆銀貨程度は買うことになるのだから、それが3,4枚程度入った状態で泥棒を買うなら何も波風立たなかったのだ。たぶん。
話変わって。我々はランダムに組み合わせを作るときは完全なランダムでなくコスト3以下4枚、コスト4以上6枚でやっている。
今回のラストの組み合わせは以下の通りで、なかなか興味深い場であった。
2 チャペル(礼拝堂)
2 モート(堀)
3 ウッドカッター(木こり)
3 ワークショップ(工房)
4 リモデル(改築)
4 ミリティア(民兵)
4 スパイ(間諜)
5 ラボラトリ(研究所)
5 マーケット(市場)
5 マイン(鉱山)
・・・スパイがやや力不足の感があるものの、全てのカードに使い道があり、複数の戦法が採りうる。
アクションを増やせない場であるため、誰もモートを欲しがらず、皆ミリティアを喰らい放題に。カードの質を高めることで手札枚数が減っても戦えるように、という戦法と、ワークショップかリモデルがありさえすれば動けるというリモデル戦法との競争になり、結果的にはリモデル戦法が優勝となったのだが、感想戦で質重視戦法プレイヤーの構築ミスが明らかにされ、適切な構築をしていればやはり質重視戦法のほうが優勢だったのではないかと思われた。
で、感想戦から発展して、「今まで活躍の見られない魔女に活躍の場を&複数の戦法を採りうる組み合わせを考えよう」という話になり、いろいろ述べあった末以下のような組み合わせではどうか、ということに。
2 チャペル(礼拝堂)
2 セラー(地下室)
3 ビレッジ(村)
3 ワークショップ(工房)
3 ウッドカッター(木こり)
4 ガーデン(庭園)
4 リモデル(改築)
5 ウィッチ(魔女)
5 フェスティバル(年の市)
6 アドベンチャラー(冒険者)
理屈の上では、「純粋王道型」「質強化型」「大量アクション型」「リモデル型」「庭園型」の全てと、そのハイブリッドが存在しうる…はず。今度試してみよう。
カラオケ後は寿司を食って虎の穴を覗いて、そのあとはいつもの裏例会コース。
で、今回もやっぱりドミニオンを数回まわした。
・チャペルを積極的に使っていくプレイを試してみた。確かにエンジン完成時のデッキパワーは非常に高くなる。しかし、質の向上と圧縮をバランスよく行っていかねばならないのでひとすじなわではいかない。また、エンジンが完成して点数カードを買いはじめると、デッキが薄いだけあって質の低下の影響が大きく、常にデッキチューニングを意識していく必要がある。…要は非常にテクニカルなカードであるということだ。
・泥棒には王道プレイ(高い貨幣を買って6点を買う)へ単純に突き進む戦法を抑止する効果があるため意味は大きいカードなのだが、序盤の偶発的な泥棒の成功は影響力がありすぎ、ゲームの趨勢を「システム上ヘッジされないラック要素」に帰さしめる可能性があって危険。
今回起こったケースでは、アクションを増やすカードがない場でモートもなし、泥棒があり。プレイヤーAが山札1巡目で鍛冶屋、木こりと買い、二巡目で木こり+4Gが出て金貨を買った。これを見てプレイヤーBが泥棒を買い、三巡目の泥棒がAの金貨にジャストヒット、というもの。
この泥棒の成功がゲームの勝敗に与えた影響は大きすぎるほど大きい。
プレイヤーBは抑止力として泥棒を買ったのだろうが、三巡目の泥棒でプレイヤーAの金貨にヒットする確率は20.4%、むしろ銅貨を圧縮してしまうだけの結果に終わる確率が71.4%。・・・普通ここでは泥棒を買わないだろう。
プレイヤーAが他に取りえた選択肢は研究所一枚の購入か、銀貨二枚の購入だろう。前者は長期戦を視野に入れたプランで、三巡目にビッグプレイができる可能性は低い。後者の場合もプレイヤーBは泥棒を買っただろうか?買わないとはいいきれない。大当たりは減るけど当たりは増えているので。
結局、「普通に考えたらやらないけど、確率を度外視して実行し、それがたまたまうまくいったら差し引きで大きく有利になる」という事態がありうる、そんなある種のバクチができてしまうことが緻密なプレイにほど遠く、無粋に感じる原因なのだろう。
麻雀で例えるなら、
22356四五六七七七⑧⑧ ツモ4 ドラ表示牌⑦ 東風戦の東一局0本場、東家
見えている範囲では147がそれぞれ残り3枚、2が残り1枚、⑧(ドラ)が残り2枚、という状況で2⑧シャボのリーチをかけ、結果ドラをツモって親ッパネになったようなものか。
早い段階での泥棒の購入はすなわち早い段階での泥棒のプレイにつながり(手札に泥棒しかアクションカードがないケースなら、それを使わない選択はほぼ無いため)、早い段階での泥棒のプレイは運ゲーの引き金を引くことになる。
アクションが増やせない場である以上、どうせ皆銀貨程度は買うことになるのだから、それが3,4枚程度入った状態で泥棒を買うなら何も波風立たなかったのだ。たぶん。
話変わって。我々はランダムに組み合わせを作るときは完全なランダムでなくコスト3以下4枚、コスト4以上6枚でやっている。
今回のラストの組み合わせは以下の通りで、なかなか興味深い場であった。
2 チャペル(礼拝堂)
2 モート(堀)
3 ウッドカッター(木こり)
3 ワークショップ(工房)
4 リモデル(改築)
4 ミリティア(民兵)
4 スパイ(間諜)
5 ラボラトリ(研究所)
5 マーケット(市場)
5 マイン(鉱山)
・・・スパイがやや力不足の感があるものの、全てのカードに使い道があり、複数の戦法が採りうる。
アクションを増やせない場であるため、誰もモートを欲しがらず、皆ミリティアを喰らい放題に。カードの質を高めることで手札枚数が減っても戦えるように、という戦法と、ワークショップかリモデルがありさえすれば動けるというリモデル戦法との競争になり、結果的にはリモデル戦法が優勝となったのだが、感想戦で質重視戦法プレイヤーの構築ミスが明らかにされ、適切な構築をしていればやはり質重視戦法のほうが優勢だったのではないかと思われた。
で、感想戦から発展して、「今まで活躍の見られない魔女に活躍の場を&複数の戦法を採りうる組み合わせを考えよう」という話になり、いろいろ述べあった末以下のような組み合わせではどうか、ということに。
2 チャペル(礼拝堂)
2 セラー(地下室)
3 ビレッジ(村)
3 ワークショップ(工房)
3 ウッドカッター(木こり)
4 ガーデン(庭園)
4 リモデル(改築)
5 ウィッチ(魔女)
5 フェスティバル(年の市)
6 アドベンチャラー(冒険者)
理屈の上では、「純粋王道型」「質強化型」「大量アクション型」「リモデル型」「庭園型」の全てと、そのハイブリッドが存在しうる…はず。今度試してみよう。
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