忍者ブログ
電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
作ってみました。基本システムの主な違いは以下の通り。

1)貨幣が1円,2円,3円でなく2円,3円,4円
2)手札が5枚でなく4枚、初期デッキがそれにあわせて8枚、内訳は2円×5、1点×3
3)王国カードを10種選んで使うのではなく26種類各2枚をシャッフルして売り物用山札を作り、最初に4枚、以後各プレイヤーのターンの最初に1枚づつ売り場に供給する
4)攻撃カードに個別用と全体用がある
5)基本点数カード(1点,3点,6点)が堀のように攻撃カードを防ぐ効果を持つ
6)ターンをまたいで自分の場に残るカードがある

で、例会で一回試してみていくつかのカードのコストと効果を修正、ルールにも変更を加え、裏例会でもう一度プレイしたところ、だいぶ遊べそうな感じになりました。その結果、王国カード売り場の処理とゲームの終了条件は以下のようになっています。

7)各プレイヤーの購入フェイズが終わったときに同種の王国カード2枚が売り場に揃っている場合、それらはゲームから取り除かれる。
8)王国カードの売り物用山札が無くなり、かつ売り場に王国カードが1枚も無くなった場合、そのターンでゲームは終了する(終了条件その1)。
9)基本点数の6点が売り切れるか、基本点数の1点と3点の両方が売り切れた場合、そのターンでゲームは終了する(終了条件その2、その3)。

デッキを育てながら遊ぶという基本路線は変わっていませんが、最初に王国カードを選んで用意するという手順が省略されているため、手軽さが増しました。プレイそのものも、「王国カードの組み合わせから最適戦略を見極め、それに邁進する」というようなカッチリとした戦略は建てにくいため、状況に応じた臨機応変なプレイが求められる傾向が強まり、ソフトなプレイ感になった感じです。
元のドミニオンが「プエルトリコ」だとすればこちらは「サンファン」という位置づけでしょうか。
あるいは、元のドミニオンがMtGの構築だとすればこちらはドラフトと喩えてよいのかもしれません。

遊べそうな状態になったとはいえ、まだまだ各カードの効果やコストには手直しが必要でしょう。
頒布する予定の無い実験作ですが、なんらかの結論が出るまでテストプレイと調整を繰り返すことになりそうです。
PR

Comment
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[235] [234] [233] [232] [231] [230] [229] [228] [227] [226] [225
«  Back :   HOME   : Next  »
プロフィール
HN:
MOS&FK
性別:
男性
職業:
ゲーム会社勤務
趣味:
電源不要ゲーム
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新CM
[04/16 GW]
[04/16 FK]
[04/15 GW]
[04/15 GW]
[02/27 FK]
ブログ内検索
カウンター
フリーエリア
最新TB
バーコード
忍者ブログ [PR]