電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
イニストラードブロックが落ちる日も近づいてきた昨今であるが、黒寄りのプレイヤーであるFKとしてはカードパワー重視傾向の多色ブロックであるラヴニカの回帰ブロックよりも、シナジー重視傾向のイニストラードブロックのほうが好み。
特に、「クリーチャーが死亡するたび1点ドレイン」のシステムは実に黒らしく、そのくせ今までありそうでなかった能力なのでスタンダードを去っていくのが惜しく感じられる。
まあ、プレイヤーとしてはその感情のやり場はデッキを組んで遊ぶことしかないわけだが。
「ゾンビ・バンパイア・コントロール」
<クリーチャー 23>
4 墓所這い
4 血の芸術家
4 ゲラルフの伝書使
4 死体の道塞ぎ
4 吸血鬼の夜鷲
1 流血の鑑定人
1 ファルケンラスの貴族
1 不浄なる者、ミケウス
<呪文 13>
3 悲劇的な過ち
3 夜の犠牲
2 血統の切断
2 もぎとり
3 地下世界の人脈
<土地 24>
24 沼
<サイドボード>
省略
さて。それなりに殴れるクリーチャーもいるにはいるが、基本的な勝ち筋は前述の死亡誘発ドレイン+墓所這い生け贄ループである。
リミテッドでしか出番が無さそうなクリーチャーが入っているが、こと黒単においては生け贄エンジンの選択肢はそれほど多くない。血の座の吸血鬼、流血の鑑定人、死体の道塞ぎぐらいだ。前二者はどちらかといえば攻撃的な運用をするための生け贄エンジンで、特に血の座の吸血鬼は墓所這いループで巨大なサイズになって殴りかかる、という勝ち筋にもなってくれるのだが、コントロールデッキに入れるにはちぐはぐな印象が否めない。別の側面に目を向けると、墓所這いループのためにはゾンビが必要という条件もある。それも、軽除去で簡単に除去されてしまわない、場持ちがいいゾンビであることが望ましい。墓所這い自体は無条件で4枚採用し、不死を持ち単体のカードパワーが高いゲラルフの伝書使も場持ちがいいゾンビとして躊躇無く採用できるが、他はどうか?というと意外と候補が少ない。黒単ならなおのこと。
そうして少ない候補から検討すると、タフネス4という軽火力に焼かれない壁であり、自ら生け贄エンジンも兼ねる死体の道塞ぎは、このデッキにおいては絶妙に噛み合ったパーツとして存在感を見せるのである。
あと特記すべきは不浄なる者、ミケウスであろう。これも墓所這いループに役立つタフなゾンビであり、不死付与の効果で生け贄に二回捧げられるようになり、単体でも回避能力持ちフィニッシャーとなり、こちらがアグロ側となっている展開なら全体強化による一押しが効果的に機能することもある、とどの点をとっても有用で、少なくとも1枚を採用することにまったく躊躇はない。
ターニー1に勝てるか?というと特に有利というほどでもないかもしれないが、ライフを払って1ドロー、というところも込みで実に黒らしさに溢れており、回していて楽しいデッキである。手札破壊がない?それはサイドボードからってことで…
特に、「クリーチャーが死亡するたび1点ドレイン」のシステムは実に黒らしく、そのくせ今までありそうでなかった能力なのでスタンダードを去っていくのが惜しく感じられる。
まあ、プレイヤーとしてはその感情のやり場はデッキを組んで遊ぶことしかないわけだが。
「ゾンビ・バンパイア・コントロール」
<クリーチャー 23>
4 墓所這い
4 血の芸術家
4 ゲラルフの伝書使
4 死体の道塞ぎ
4 吸血鬼の夜鷲
1 流血の鑑定人
1 ファルケンラスの貴族
1 不浄なる者、ミケウス
<呪文 13>
3 悲劇的な過ち
3 夜の犠牲
2 血統の切断
2 もぎとり
3 地下世界の人脈
<土地 24>
24 沼
<サイドボード>
省略
さて。それなりに殴れるクリーチャーもいるにはいるが、基本的な勝ち筋は前述の死亡誘発ドレイン+墓所這い生け贄ループである。
リミテッドでしか出番が無さそうなクリーチャーが入っているが、こと黒単においては生け贄エンジンの選択肢はそれほど多くない。血の座の吸血鬼、流血の鑑定人、死体の道塞ぎぐらいだ。前二者はどちらかといえば攻撃的な運用をするための生け贄エンジンで、特に血の座の吸血鬼は墓所這いループで巨大なサイズになって殴りかかる、という勝ち筋にもなってくれるのだが、コントロールデッキに入れるにはちぐはぐな印象が否めない。別の側面に目を向けると、墓所這いループのためにはゾンビが必要という条件もある。それも、軽除去で簡単に除去されてしまわない、場持ちがいいゾンビであることが望ましい。墓所這い自体は無条件で4枚採用し、不死を持ち単体のカードパワーが高いゲラルフの伝書使も場持ちがいいゾンビとして躊躇無く採用できるが、他はどうか?というと意外と候補が少ない。黒単ならなおのこと。
そうして少ない候補から検討すると、タフネス4という軽火力に焼かれない壁であり、自ら生け贄エンジンも兼ねる死体の道塞ぎは、このデッキにおいては絶妙に噛み合ったパーツとして存在感を見せるのである。
あと特記すべきは不浄なる者、ミケウスであろう。これも墓所這いループに役立つタフなゾンビであり、不死付与の効果で生け贄に二回捧げられるようになり、単体でも回避能力持ちフィニッシャーとなり、こちらがアグロ側となっている展開なら全体強化による一押しが効果的に機能することもある、とどの点をとっても有用で、少なくとも1枚を採用することにまったく躊躇はない。
ターニー1に勝てるか?というと特に有利というほどでもないかもしれないが、ライフを払って1ドロー、というところも込みで実に黒らしさに溢れており、回していて楽しいデッキである。手札破壊がない?それはサイドボードからってことで…
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