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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
DMMのGWセールで安かったのでプレイ。3部作で、上巻・中巻・下巻みたいな感じなので、3つ全てプレイする前提で評価する。

評点は以下のとおり。いずれも7点が及第点(=それ目的でお金と時間を割く価値がある)。

ストーリー:6/10(単体だと-1)
エロ:5/10
サウンド:7/10
総評:6/10(単体だと-1)

総評は7点以上なら幅広くオススメできる。5点を下回ると駄作。5~6点なら題材やジャンル、原画家などで個人的な加点があればやってみてもいいのでは?という感じか。

【ストーリー】
魔法が生きてる不思議な学園から招待を受けて入学した主人公が、魔法の絡んだ小規模な事件を解決していく日々を過ごすうちに学園自体の謎に迫っていく、という感じのストーリー。魔法とか錬金術に関する部分はそこそこ本格的で興味深い。
ゲームとしての仕立ては推理もの。プレイヤーの推理を問う選択肢が多数あって、各巻のクリア後に正解率に応じて評価が算定される。とはいえ、選択肢を選んだ直後の会話内容で成否はすぐわかるので、セーブ&ロードを使えば全問正解はたやすい。自分でセーブを縛れば推理ものとしても遊べる、という程度である。
上巻の段階では「???」としか思えない設定も、だんだん謎が明らかになってきて下巻で全ての伏線を全て回収し全ての謎を解消するのはよくできてる。見事、と言いたいが「魔法の絡んだ小規模な事件」の数々はそれぞれ最終局面でこれをこう使わせるためのものだったんだね、と思ってしまうと逆にちょっとしらける部分があった。最初に読んだ時点では事件の不可思議さ突飛さゆえにもちろん伏線とは感じない。なんてったって魔法だ。しかしそれがストーリー全体での伏線配置の需要に応じたものと考えた場合、その不可思議さ突飛さは伏線としてやや悪目立ちしていた。いや難しいものだね。
「魔法」「錬金術」「推理」「主要登場人物に悪人は一人もいない、優しい世界観」というあたりがヒットする人には評点が高くなるだろう。

【エロ】
基本的に交感としてのHシーンで数も多くはない、といういつもの感じ。各ENDのクリア後におまけエピソードなHシーンが追加されるが、それを入れても数は多くない。Hシーンの評価は登場人物にどれだけ思い入れを持てるか次第。

【サウンド】
BGMは及第点。巻が進むごとに新しい曲が追加され、ボーカル曲もなかなか良い。

…という感じ。
時間を損したと思うような悪いゲームではない。自分はセール中のときに買ってプレイしたので、払ったお金分以上は楽しんだと思う。
しかし、3部作前提だと全部入り13000ぐらいするので、正直その値段ではオススメしないかな。
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プロフィール
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男性
職業:
ゲーム会社勤務
趣味:
電源不要ゲーム
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