電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
まだ読了していないが、山本弘の哲学がすごく感じ取れる短編集。見聞を広めるほどに、人の愚かさ・狭量さ・頑迷さをまのあたりにし、それについて深く考え、出てきた彼なりの思いを込めた短編群、だと思われる。
それぞれの主張は・・・
「宇宙をぼくの手の上に」
趣味に対して偏見を向ける醜さ。フィクションもノンフィクションと変わらず物語としての力を持つこと。
「ときめきの仮想空間」
バーチャルの中での意思や決断、体験もリアルのそれと同様に価値を持ちうること。
「ミラーガール」
やはり趣味に対して偏見を向ける醜さ。それとAIものの定番、「学習型AIは人の心と近しく、価値を持ちうる」。
「ブラックホール・ダイバー」
人生観と心の成長について。
「正義が正義である世界」
人間の愚かさ・理不尽さ。
「詩音が来た日」
人生観、特に老いと死。人間の愚かさ・理不尽さ。なかでも、論理より感情を優先する愚かさ。それに対する1つの解釈。
これらの主張がすべて女性もしくは女性型AIから語られるところが興味深い。男はもとより論理偏重なので、右翼が国防の重要性を語る、みたいで主張に新鮮味が無い。左翼の口から語らせることに意味があるということだろう。特に女性型AIは内面的には男性以上に徹底して論理的だがアイコンは女性、という点でこの手の主張をさせる主体としては特別な意味を持つ。
それぞれの主張は・・・
「宇宙をぼくの手の上に」
趣味に対して偏見を向ける醜さ。フィクションもノンフィクションと変わらず物語としての力を持つこと。
「ときめきの仮想空間」
バーチャルの中での意思や決断、体験もリアルのそれと同様に価値を持ちうること。
「ミラーガール」
やはり趣味に対して偏見を向ける醜さ。それとAIものの定番、「学習型AIは人の心と近しく、価値を持ちうる」。
「ブラックホール・ダイバー」
人生観と心の成長について。
「正義が正義である世界」
人間の愚かさ・理不尽さ。
「詩音が来た日」
人生観、特に老いと死。人間の愚かさ・理不尽さ。なかでも、論理より感情を優先する愚かさ。それに対する1つの解釈。
これらの主張がすべて女性もしくは女性型AIから語られるところが興味深い。男はもとより論理偏重なので、右翼が国防の重要性を語る、みたいで主張に新鮮味が無い。左翼の口から語らせることに意味があるということだろう。特に女性型AIは内面的には男性以上に徹底して論理的だがアイコンは女性、という点でこの手の主張をさせる主体としては特別な意味を持つ。
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