電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
聞きなれない言葉だ。
しかし、これはれっきとした法律用語である。
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かつてロシア共和国の最高会議は、協同組合の活動の抑制を狙いとして投機取り締まりの強化の法令を発表した。ウクライナ 共和国もそれに続いた。しかし、これは馬鹿げた法令だと言わざるをえない。
そもそも投機とは何か。ロシア連邦構成共和国刑事法の第8章第154条は、投機について、こう規定している。
『投機、つまりぼろ儲けのための物の買い集め行為および転売行為は、財産没収を含む、あるいは含まない2年以下の拘禁、もしくは1年以下の矯正労働、 または300ルーブル以下の罰金で処罰される』。この場合『投機』とは、解釈次第では、商業行為全般をさすことになる。その取り締まりを強化する、とい うのはどういうことかというと、要するに個人や民間レベルの商業行為はすべて『投機犯罪』だから取り締まる、ということになる。
ロシアでは、投機犯とは何か、という概念がきちんと規定されていない。社会主義体制における投機犯罪とは、国家 の所有している物資や、国営企業の生産した品物を入手して、公定価格より高い値段で転売する行為のみを指すべきである。それ以外は、投機ではない。自由市場で安く仕 入れた物を、別の自由市場で高く売っても、それは犯罪ではないし、外国製品を仕入れ値より高く売ってもそれは罰せられるべきではない。
悪平等に慣らされ、自分が努力をしてもいないのに他人が儲けるのを妬む性質と、イデオロギー論に終始して厳格な法解釈が育たなかった社会風土がこのような馬鹿げた法令を産み、恣意的な解釈の元に適用されることを許しているのだ。
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・・・ふと、「転売が悪いのは人を殺すのが悪いのと同じで当然のこと」と言った人間がいたことを思い出した。
あまりにも児戯に等しい論法なのでそのときは完全に無視したわけだが。
しかし、これはれっきとした法律用語である。
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かつてロシア共和国の最高会議は、協同組合の活動の抑制を狙いとして投機取り締まりの強化の法令を発表した。ウクライナ 共和国もそれに続いた。しかし、これは馬鹿げた法令だと言わざるをえない。
そもそも投機とは何か。ロシア連邦構成共和国刑事法の第8章第154条は、投機について、こう規定している。
『投機、つまりぼろ儲けのための物の買い集め行為および転売行為は、財産没収を含む、あるいは含まない2年以下の拘禁、もしくは1年以下の矯正労働、 または300ルーブル以下の罰金で処罰される』。この場合『投機』とは、解釈次第では、商業行為全般をさすことになる。その取り締まりを強化する、とい うのはどういうことかというと、要するに個人や民間レベルの商業行為はすべて『投機犯罪』だから取り締まる、ということになる。
ロシアでは、投機犯とは何か、という概念がきちんと規定されていない。社会主義体制における投機犯罪とは、国家 の所有している物資や、国営企業の生産した品物を入手して、公定価格より高い値段で転売する行為のみを指すべきである。それ以外は、投機ではない。自由市場で安く仕 入れた物を、別の自由市場で高く売っても、それは犯罪ではないし、外国製品を仕入れ値より高く売ってもそれは罰せられるべきではない。
悪平等に慣らされ、自分が努力をしてもいないのに他人が儲けるのを妬む性質と、イデオロギー論に終始して厳格な法解釈が育たなかった社会風土がこのような馬鹿げた法令を産み、恣意的な解釈の元に適用されることを許しているのだ。
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・・・ふと、「転売が悪いのは人を殺すのが悪いのと同じで当然のこと」と言った人間がいたことを思い出した。
あまりにも児戯に等しい論法なのでそのときは完全に無視したわけだが。
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