電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
メタが混沌としているときにはグッドスタッフ。シナジーに頼らず全体的にカードパワーが高いデッキがよい。
生物でマナ加速してドムリで生物を補充しながらひたすらファッティーをダンプする5色デッキというような禍々しいレシピもその方針に沿ったものだろうと思える。FKにとってはゴルガリ+1色ぐらいが限界だが。
逆に、コントロールは的を絞れないと真価を発揮しづらい。実際、今エスパーコントロールで2マナ以下の軽い除去に何を採用すべきか明確な解答はないだろう。究極の価格?破滅の刃?今わの際?ディミーアの魔除け?どれも死にカードになる対戦が十分ありうる。結局、迷った末に2マナ域は(除去とはいえない)アゾリウスの魔除けだけにしておくこともありそうだ。
前述の5色ドムリが除去を採用していないのはドムリのプラス能力の効率のためとか最悪小マイナス能力を除去として使えるというのもあるだろうが、死にカードが出ないようにするためという意味合いもありそうだ。「不適切な対処法というものはあっても、不適切な脅威などというものはない」とは、かのキング・オブ・ビートダウンの言葉だったろうか。
さて、そう評価はしても、FKはこのゲームのいろいろな側面が好きなので除去もドローもクリーチャー強化も楽しみたいのである。ゴルガリが結果を出し始め、より洗練されたレシピが出てくるようになり、荒野の収穫者も300円ぐらいまで値上がりしたことは、このカラーの全体的なカードパワーの高さと対応力の高さが今のカオスなメタにあっていることを裏付けている、と思える。
おそらく新セットが出るまで、自分はこのカラーのデッキを1つは持ち続けるだろう。
さて。対応力の高いこのカラーにとっても、除去を積むなら何にすべき?という問題は無縁ではない。
3マナの除去の候補は英雄の破滅と化膿。どちらも非常に優秀だが、エスパー相手でも腐らない=ほとんどの対戦で腐ることがほとんどない前者がメイン向きだろう。後者はアーティファクトが割れて再生を許さないため、神の道具を割れたり同系対決で役立ったりする。とはいえ、神の道具はエンチャント破壊でもなんとかなるのでやはり英雄の破滅より優先すべき理由は薄い。
2マナの除去は先にも述べた究極の価格、破滅の刃に加えて突然の衰微とゴルガリの魔除けがある。ゴルガリの魔除けは神の道具やオーラが割れ、タフネス1を一掃し、自軍のクリーチャーを除去から守れるので除去と言う枠におさまりきらない多機能さだ。5色ドムリですらサイドにゴルガリの魔除けを置いているのは伊達ではない。純正ゴルガリならメインサイド合わせて4枚取っても後悔することはないだろう。メインの枚数はさすがに1~2枚だが。
他の3枚の比較では、結局のところ突然の衰微に軍配があがる。これまた、ほとんどノンクリーチャーであるエスパー相手でも腐らず、他の二種では殺せない夜帷の死霊を討ち取れる点が大きい。たしかに冒涜の悪魔やポルクラノスを倒すことはできないが、4マナ域なら英雄の破滅で対処してもテンポ的な不利はないし、どのみちその対戦なら地下世界の人脈やドムリなど突然の衰微で割りたい対象は別にもあるだろう。したがって、突然の衰微>究極の価格>破滅の刃が2マナ除去のメイン適性の順列となり、破滅の刃はメインには入らない。
突然の衰微+英雄の破滅+思考囲いという構成であれば、いかなる対戦でも死にカードが出ることなく状況をコントロールしていけるものと思われる。
おまけ1:
除去を黒に頼っていると血男爵にカモにされるので、ポルクラノス、加護のサテュロス、死橋の大巨虫などで討ち取りたい。にらみあいで時間を稼がれるのも面倒なので、オルゾヴァの贈り物で頭上を跳び越してやるのもいいか。
おまけ2:
荒野の収穫者は使われてみるとその厄介さがよくわかる。マナさえあれば単体除去には無敵だしタフネス5は焼くのも困難。除去コンにとっては1枚で全体除去を撃たされる相手だ。そして加護のサテュロスをしょってると全体除去後にそいつが残る、と。
なお、似たようなことは予知するスフィンクスにも言え、「マナさえあれば」が「手札さえあれば」に置き換わる。マナを残しておくより手札を残しておくほうが展開を阻害しにくいため、除去耐性の点ではこちらのほうが上と言えるだろう。実際、こいつも使われてみると極めてやっかいであることがわかる。
今、予知するスフィンクスは20円で売っているところもあるが、大いに過小評価されていると言うほかない。
生物でマナ加速してドムリで生物を補充しながらひたすらファッティーをダンプする5色デッキというような禍々しいレシピもその方針に沿ったものだろうと思える。FKにとってはゴルガリ+1色ぐらいが限界だが。
逆に、コントロールは的を絞れないと真価を発揮しづらい。実際、今エスパーコントロールで2マナ以下の軽い除去に何を採用すべきか明確な解答はないだろう。究極の価格?破滅の刃?今わの際?ディミーアの魔除け?どれも死にカードになる対戦が十分ありうる。結局、迷った末に2マナ域は(除去とはいえない)アゾリウスの魔除けだけにしておくこともありそうだ。
前述の5色ドムリが除去を採用していないのはドムリのプラス能力の効率のためとか最悪小マイナス能力を除去として使えるというのもあるだろうが、死にカードが出ないようにするためという意味合いもありそうだ。「不適切な対処法というものはあっても、不適切な脅威などというものはない」とは、かのキング・オブ・ビートダウンの言葉だったろうか。
さて、そう評価はしても、FKはこのゲームのいろいろな側面が好きなので除去もドローもクリーチャー強化も楽しみたいのである。ゴルガリが結果を出し始め、より洗練されたレシピが出てくるようになり、荒野の収穫者も300円ぐらいまで値上がりしたことは、このカラーの全体的なカードパワーの高さと対応力の高さが今のカオスなメタにあっていることを裏付けている、と思える。
おそらく新セットが出るまで、自分はこのカラーのデッキを1つは持ち続けるだろう。
さて。対応力の高いこのカラーにとっても、除去を積むなら何にすべき?という問題は無縁ではない。
3マナの除去の候補は英雄の破滅と化膿。どちらも非常に優秀だが、エスパー相手でも腐らない=ほとんどの対戦で腐ることがほとんどない前者がメイン向きだろう。後者はアーティファクトが割れて再生を許さないため、神の道具を割れたり同系対決で役立ったりする。とはいえ、神の道具はエンチャント破壊でもなんとかなるのでやはり英雄の破滅より優先すべき理由は薄い。
2マナの除去は先にも述べた究極の価格、破滅の刃に加えて突然の衰微とゴルガリの魔除けがある。ゴルガリの魔除けは神の道具やオーラが割れ、タフネス1を一掃し、自軍のクリーチャーを除去から守れるので除去と言う枠におさまりきらない多機能さだ。5色ドムリですらサイドにゴルガリの魔除けを置いているのは伊達ではない。純正ゴルガリならメインサイド合わせて4枚取っても後悔することはないだろう。メインの枚数はさすがに1~2枚だが。
他の3枚の比較では、結局のところ突然の衰微に軍配があがる。これまた、ほとんどノンクリーチャーであるエスパー相手でも腐らず、他の二種では殺せない夜帷の死霊を討ち取れる点が大きい。たしかに冒涜の悪魔やポルクラノスを倒すことはできないが、4マナ域なら英雄の破滅で対処してもテンポ的な不利はないし、どのみちその対戦なら地下世界の人脈やドムリなど突然の衰微で割りたい対象は別にもあるだろう。したがって、突然の衰微>究極の価格>破滅の刃が2マナ除去のメイン適性の順列となり、破滅の刃はメインには入らない。
突然の衰微+英雄の破滅+思考囲いという構成であれば、いかなる対戦でも死にカードが出ることなく状況をコントロールしていけるものと思われる。
おまけ1:
除去を黒に頼っていると血男爵にカモにされるので、ポルクラノス、加護のサテュロス、死橋の大巨虫などで討ち取りたい。にらみあいで時間を稼がれるのも面倒なので、オルゾヴァの贈り物で頭上を跳び越してやるのもいいか。
おまけ2:
荒野の収穫者は使われてみるとその厄介さがよくわかる。マナさえあれば単体除去には無敵だしタフネス5は焼くのも困難。除去コンにとっては1枚で全体除去を撃たされる相手だ。そして加護のサテュロスをしょってると全体除去後にそいつが残る、と。
なお、似たようなことは予知するスフィンクスにも言え、「マナさえあれば」が「手札さえあれば」に置き換わる。マナを残しておくより手札を残しておくほうが展開を阻害しにくいため、除去耐性の点ではこちらのほうが上と言えるだろう。実際、こいつも使われてみると極めてやっかいであることがわかる。
今、予知するスフィンクスは20円で売っているところもあるが、大いに過小評価されていると言うほかない。
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