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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
頭空っぽにしてがむしゃらに殴りかかるデッキも嫌いじゃないけど、「これ引けば勝ち」というような明確な勝ち筋があったり強烈なコンボが入っていればなおいい。
たとえばこんな。

「黒単人間ビート」
<クリーチャー 26>
4 ラクドスの哄笑者
4 苛まれし英雄
4 ラクドスの切り刻み教徒
4 快楽殺人の暗殺者
4 ザスリッドの屍術師
4 モーギスの匪賊
2 血の幼子
<呪文 12>
4 エレボスの加護
2 肉体のねじ切り
3 究極の価格
3 思考囲い
<土地 22>
18 沼
4 変わり谷
<サイドボード>
1 思考囲い
1 究極の価格
4 破滅の刃
2 死者の神、エレボス
2 強迫
3 闇の裏切り
2 地下世界の人脈

ラクドスアグロに似てるけど黒単色。そのぶん、除去が火力じゃなくて向こう見ずな技術が入ってなくて、変わり谷を4枚積んで人間デッキに寄せてあり、色マナのトラブルとはほとんど無縁、という違い。
とりあえず、相手が黒じゃなければモーギスの匪賊でほとんどゲームを決められる。変わり谷に威嚇を持たせるとアーティファクトクリーチャー以外にブロックされないというのは憶えておいて損は無い。
人間に寄せてザスリッドの屍術師を4枚投入してあるので、相討ち上等消耗戦上等で戦うこともできる。神々の憤怒や無慈悲な追い立てでさえなければ全体除去も怖くない。たとえそのへんを積んだ相手であっても変わり谷や思考囲いがあるのでデッキ相性的に不利というほどでもない。
そして、血の幼子がこれらと組み合わさると強烈な効果を生み出せる。ザスリッドの屍術師の効果で生け贄に捧げることのできる数が2倍あるいはそれ以上に増え、膨れ上がった一撃を威嚇でねじ込むことができたりする。相手は迂闊にタップアウトできず非常に動きづらくなる。
で、弱点はといえば黒いデッキに対して特にアドバンテージがないこと。一応、メインの除去を黒にも効くものにし、サイドもやや多めに取っているが、モーギスの匪賊が決め手にならなくなるのはやはり痛い。
とはいえ、全体的には使用感は良好。3色デッキとかには相手が序盤にもたついてるうちに押し切れることが多いし、押し切れなくて膠着してもモーギスの匪賊1枚で勝てる。除去撃たれたり相打ちになってもザスリッドの屍術師で損失補填されたり、エレボスの加護がいろんなトリックに使えたり、と思ったより重層的な強さがある。悪くない。
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プロフィール
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男性
職業:
ゲーム会社勤務
趣味:
電源不要ゲーム
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