電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
刻むジェイスと石鍛冶禁止後の環境は、ヴァラクートと欠片の双子という二大コンボデッキと、ボロス&赤単という超速ビートダウンが第一集団を占めている。
コンボデッキには手札破壊が有効と相場が決まっているが、超速ビートダウンも相当数いるとなると手札破壊のチョイスが重要になってくる。M12で再録される困窮もあわせて考察してみよう。
★コジレックの審問
超速ビートダウンは軽いカードが多いので、ほとんどのカードを落とせる効果的な手札破壊になる。落としたいのに落とせなくて問題になるのは槌のコスぐらいか。
欠片の双子に対しても、コンボパーツの片割れである詐欺師の総督やカウンター呪文を落とせるのでなかなかの仕事振りを見せる。ただし、瞬速持ちである詐欺師の総督は、コジレックの審問を撃ったのに対応して召喚される可能性があるので、同時に除去も用意しておかないと不安。
ヴァラクートに対しては物足りない。うまく最序盤のマナ加速を落とせればスムーズな展開を阻害し、1~2ターンを稼ぐことができるが、相手の手札に緑タイタンやムルダヤの巫女、召喚の罠等を見つけてもなんともできないのは残念このうえない。
それ以外のデッキに対しては、審判の日が落とせなかったりPWが落とせなくてがっかりすることがままある。青黒系でコジレックの審問が4積みされているのは、4マナ以上のスペルはマナ漏出で対抗するというプランがあるからであって、カウンターを持たないデッキにとってはコジレックの審問を4積みする理由は薄い。
単体除去を落としたり、カウンターデッキを牽制する目的で使うなら、強迫同様役に立つカードである。
★強迫
火力、装備品、赤祭殿、槌のコス等、超速ビートダウン相手でも落とせるし落としたいカードはそこそこある。が、空振りになることもそれなりにある。
欠片の双子に対しては、欠片の双子とカウンター呪文に加えて予感等重めのドロースペルも落とせるのでコジレックの審問よりやや効果的。
ヴァラクートに対しては、緑タイタンは落とせないものの召喚の罠を落とせるぶんだけコジレックの審問よりやや効果的。
総じて、カウンターを持たないデッキが積む軽量手札破壊としては一番効果的だと思われる。
★蔑み
超速ビートダウンはクリーチャーが多いので空振りになることは少ない。
欠片の双子に対しては、詐欺師の総督や予備の勝利手段である大型生物(業火のタイタンや聖別されたスフィンクス)を落とせるものの、空振りに終わる可能性がかなり高そう。対応して召喚される問題もコジレックの審問同様に存在している。
ヴァラクートに対しては、緑タイタンやムルダヤの巫女を直で落とせるのは嬉しいが空振りになる可能性もそこそこある。
トータルで評価すると、コジレックの審問よりやや劣る感じか。
★困窮
超速ビートダウンに対しては、2マナという重さが最大のネックになる。1ターン目に使えないし、2ターン目に除去を構えながら使うこともできない。
欠片の双子に対しては、通ればなんでも落とせるものの、カウンターへの牽制として撃って他に何かを通すという目的で使うには2マナという重さがやはりネックになる。
ヴァラクートに対しては2マナであることは問題にならず、土地以外ならなんでも落とせるというメリットが活きる。
★(番外編)記憶殺し
コンボデッキに対しては必殺のカードなので黒がらみのデッキのサイドボードの定番になるだろう。記憶殺しを4枚積んだ上でさらに対策するならどうするか、という話だと、欠片の双子はカウンターを積んでいるので強迫やコジレックの審問でまず牽制してから記憶殺しを通す必要がある。それらの軽量手札破壊をある程度用意しておきたい。相手がコンボを発動させようとしたときに阻止できる喉首狙いや四肢切断もよい。これらはメインから積んでおけるので、それによって欠片の双子に対して有利に渡り合えるだろう。
ヴァラクート相手は必殺スペルをどっちが先に撃ったか勝負になる。最序盤の軽量手札破壊がうまく刺されば1~2ターン遅らせることができるものの、そもそも記憶殺しを引き当てる必要がある。4枚入れても初手1枚以上ある確率は40%しかないため、確率を上げるには血の署名などでカードを引くよりほかない。吸血鬼デッキなら臓物の予見者で占術を使うのもいいだろう。
各論は以上。
あとは枚数だが、4~6枚が適正。相手が盤面にパーマネントを展開してくるデッキであればあるほど、適正枚数は少なくなる。それらをまとめて破壊する手段があったり、それらを問題にしないようなデッキであれば多めに積んでもよい。多すぎると、盤上の脅威に対抗するカードを引きたいのにまた手札破壊…というパターンが多くなってしまう。そういう事態に陥りにくく、かつ、序盤のうちに手札破壊を撃てる確率が充分ある、という枚数が、5枚前後であるようだ。
コンボデッキには手札破壊が有効と相場が決まっているが、超速ビートダウンも相当数いるとなると手札破壊のチョイスが重要になってくる。M12で再録される困窮もあわせて考察してみよう。
★コジレックの審問
超速ビートダウンは軽いカードが多いので、ほとんどのカードを落とせる効果的な手札破壊になる。落としたいのに落とせなくて問題になるのは槌のコスぐらいか。
欠片の双子に対しても、コンボパーツの片割れである詐欺師の総督やカウンター呪文を落とせるのでなかなかの仕事振りを見せる。ただし、瞬速持ちである詐欺師の総督は、コジレックの審問を撃ったのに対応して召喚される可能性があるので、同時に除去も用意しておかないと不安。
ヴァラクートに対しては物足りない。うまく最序盤のマナ加速を落とせればスムーズな展開を阻害し、1~2ターンを稼ぐことができるが、相手の手札に緑タイタンやムルダヤの巫女、召喚の罠等を見つけてもなんともできないのは残念このうえない。
それ以外のデッキに対しては、審判の日が落とせなかったりPWが落とせなくてがっかりすることがままある。青黒系でコジレックの審問が4積みされているのは、4マナ以上のスペルはマナ漏出で対抗するというプランがあるからであって、カウンターを持たないデッキにとってはコジレックの審問を4積みする理由は薄い。
単体除去を落としたり、カウンターデッキを牽制する目的で使うなら、強迫同様役に立つカードである。
★強迫
火力、装備品、赤祭殿、槌のコス等、超速ビートダウン相手でも落とせるし落としたいカードはそこそこある。が、空振りになることもそれなりにある。
欠片の双子に対しては、欠片の双子とカウンター呪文に加えて予感等重めのドロースペルも落とせるのでコジレックの審問よりやや効果的。
ヴァラクートに対しては、緑タイタンは落とせないものの召喚の罠を落とせるぶんだけコジレックの審問よりやや効果的。
総じて、カウンターを持たないデッキが積む軽量手札破壊としては一番効果的だと思われる。
★蔑み
超速ビートダウンはクリーチャーが多いので空振りになることは少ない。
欠片の双子に対しては、詐欺師の総督や予備の勝利手段である大型生物(業火のタイタンや聖別されたスフィンクス)を落とせるものの、空振りに終わる可能性がかなり高そう。対応して召喚される問題もコジレックの審問同様に存在している。
ヴァラクートに対しては、緑タイタンやムルダヤの巫女を直で落とせるのは嬉しいが空振りになる可能性もそこそこある。
トータルで評価すると、コジレックの審問よりやや劣る感じか。
★困窮
超速ビートダウンに対しては、2マナという重さが最大のネックになる。1ターン目に使えないし、2ターン目に除去を構えながら使うこともできない。
欠片の双子に対しては、通ればなんでも落とせるものの、カウンターへの牽制として撃って他に何かを通すという目的で使うには2マナという重さがやはりネックになる。
ヴァラクートに対しては2マナであることは問題にならず、土地以外ならなんでも落とせるというメリットが活きる。
★(番外編)記憶殺し
コンボデッキに対しては必殺のカードなので黒がらみのデッキのサイドボードの定番になるだろう。記憶殺しを4枚積んだ上でさらに対策するならどうするか、という話だと、欠片の双子はカウンターを積んでいるので強迫やコジレックの審問でまず牽制してから記憶殺しを通す必要がある。それらの軽量手札破壊をある程度用意しておきたい。相手がコンボを発動させようとしたときに阻止できる喉首狙いや四肢切断もよい。これらはメインから積んでおけるので、それによって欠片の双子に対して有利に渡り合えるだろう。
ヴァラクート相手は必殺スペルをどっちが先に撃ったか勝負になる。最序盤の軽量手札破壊がうまく刺されば1~2ターン遅らせることができるものの、そもそも記憶殺しを引き当てる必要がある。4枚入れても初手1枚以上ある確率は40%しかないため、確率を上げるには血の署名などでカードを引くよりほかない。吸血鬼デッキなら臓物の予見者で占術を使うのもいいだろう。
各論は以上。
あとは枚数だが、4~6枚が適正。相手が盤面にパーマネントを展開してくるデッキであればあるほど、適正枚数は少なくなる。それらをまとめて破壊する手段があったり、それらを問題にしないようなデッキであれば多めに積んでもよい。多すぎると、盤上の脅威に対抗するカードを引きたいのにまた手札破壊…というパターンが多くなってしまう。そういう事態に陥りにくく、かつ、序盤のうちに手札破壊を撃てる確率が充分ある、という枚数が、5枚前後であるようだ。
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