電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
読了。
センスオブワンダー、エンターテインメント性、ハイパーテクノロジーのダイナミズム、物語のスケールの巨大さ、人間の歴史と社会への鋭い洞察が盛り込まれた、まぎれもない名作。
いくつか突っ込みたい点はあるにはあるが、作品として面白いのは間違いないので突っ込みどころを巡る議論すら楽しみの一つになりうるだろう。
「三体Ⅱ」で話としては一応の決着を見ているように思えるのだが、続きの話として「三体Ⅲ」が存在しており、日本語版の発刊は5月25日とのこと。期待して待とう。
センスオブワンダー、エンターテインメント性、ハイパーテクノロジーのダイナミズム、物語のスケールの巨大さ、人間の歴史と社会への鋭い洞察が盛り込まれた、まぎれもない名作。
いくつか突っ込みたい点はあるにはあるが、作品として面白いのは間違いないので突っ込みどころを巡る議論すら楽しみの一つになりうるだろう。
「三体Ⅱ」で話としては一応の決着を見ているように思えるのだが、続きの話として「三体Ⅲ」が存在しており、日本語版の発刊は5月25日とのこと。期待して待とう。
突っ込みたい点。
1)「智子」や「水滴」のテクノロジーが超越的すぎて、地球を侵略しなくても安定した恒星を持つ最寄りの星系を探してテラフォーミングすればいいんじゃね?と思えてしまう。
2)ルオ・ジーの「呪文」を封じるために「水滴」が強烈な電磁波を発し続けて妨害するのだが、突然そんな現象が発生したら他の文明の注意を引いてしまうのではないか?
3)三体Ⅱのオチがやや雑。絶望の淵まで追い込んでからの急転直下式解決法なので仕方がない部分もあるが、勝因は「三体人が油断してたから」というのは何とも…。謀略の面で三体人は秀でていないのにETOを見捨ててしまっていたからというのはあるにせよ、人類がすでに使ってみせているテクノロジーについて対策を用意しておらず、それらのテクノロジーの組み合わせ+油断で敗北というのは、思わず膝を打つような見事なオチとはさすがに言えない。ETOを見捨てた理由も特にないようだしね。
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