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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
…と言って即座に頭に浮かぶのは、

1)在庫リスクの低減
2)店舗が不要で倉庫さえあればよいため場所代が安くすむし、店舗人員も不要なので人件費が少なくてすむ

の2つだが、何を扱う店かによってもう1つの大きな利点があることに気づかされた。
それは、

3)万引き対策をしなくてすむ

ということだ。
これはハンドキャリーが可能な商品を扱うほぼ全ての店にあてはまることだろう。
特に本屋やゲームショップにとっては深刻な問題であり、ゲームショップではほとんどの店がICタグを採用している。しかし本屋ではそうもいかないようで、監視カメラや店員の巡回という形で「人間の目」頼りのままだ。これでは精度も低いし人件費も多くかかってしまう。
また、一冊盗まれたぶんの損失を取り返すのに何冊売らねばならないか。
このようなことを考えると、店舗形態で本を売ることにはひどく大きなリスクがあるのだと思わずにいられない。
リアルの本屋が無くなっていっているというのも無理のないことだ。
実際、万引き関係で客とのトラブルになり店を畳んだという例もあると聞く。

で、なぜこのようなことに気づかされたかというと、先日BOOKOFFから出たタイミングで警察官にアンケートへの協力を求められ、それが万引きに関するアンケートだったからだ。
警察官がわざわざ特定の犯罪についての意識調査を行う…そしてそれを行う場所が本屋の前、とあれば、本屋での万引きがいかに深刻であるか思いをいたさずにはいられない。

そんな話でした。

<補記>
ただ、それでも古本屋には店舗を構えるメリットが多くあるため、こちらはたとえ新品を扱う本屋が絶滅したとしても存在し続けると思われる。
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