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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
『ダークナイト』や『インセプション』で好評を博したクリストファー・ノーランの最新作…というには観たのが半年ほど遅いが…のSF映画。
だが、観終わった感想は正直「まあまあ」止まりで、3時間近い視聴時間を無駄にしたとまでは思わないまでも、誰かに薦めるほどのものではない、と言わざるをえない。

まあまあなものが「まあまあ」止まりである理由を述べるのはなかなかに難しいことだが、以下、FKが視聴中に感じていたことを順に箇条書きしてみる。

・人類が滅びる理由が砂嵐と植物の疫病?いやそれはないでしょ。ジャガイモ飢饉じゃあるまいし、遺伝子プールが異常に狭いとかじゃなきゃそう簡単に植物のある一品種が絶滅したりとかありえない。それに作物の品種改良はどこにいったの?
・この砂嵐って絶対ダストボウルを踏まえたネタだよな。これもアメリカンノスタルジーの一種か。
・土星圏に何者かがワームホールを開いた?2001年宇宙の旅か。オマージュというかこれもノスタルジー?
・ラザロ計画でNASAがロケット打ち上げ…何年先の未来設定かわからないけど多段切り離し式ロケットで…これ絶対アポロ計画へのノスタルジックなオマージュだよね。
・この映像化されたブラックホールは綺麗。しかし星雲の実物の画像と比較して勝てるほどではないね。
・遠浅の海洋惑星?そんなものがありえるの?
・おおお…。この津波シーンがスペクタクルシーンその1か。
・ウラシマ効果。我々にとってはトップをねらえですでに体験済みのネタだ。
・この拍子木組み合わせたみたいなロボット面白いな。
・科学者嘘つきばっかだな。
・この、マン博士とのしょぼい格闘シーンがスペクタクルシーンその2…?
・トラブルで高速回転する宇宙船と相対速度をあわせてドッキングするシーンがスペクタクルシーンその3。だがこれならゼログラビティのほうが刺激的だったな。
・結局のところテーマは家族愛か。定番中の定番だね。テーマ的に誰も文句をつけられない家族愛。困ったときには家族愛。一家に一台家族愛。
・ブラックホールに飛び込んだらその過程で超重力で引き伸ばされてバラバラになると聞いたが?そのうえで不可逆圧縮される。
・そしてここでタイムパラドックスですか。
・戻ってくるのも救助されるのもご都合主義と思わざるをえない。

以上、こんな感じ。
そつなく作られてはいると思うけど、素直に感心したシーンが津波と拍子木ロボットだけではなー…。宇宙もののSF見るのが初めてという少年少女なら興奮感動できたかもしれないが、FKにとっては新鮮味のないネタばかりで…。センスオブワンダーのないSFなんて味の無いガムも同然ですよ。
つぎ頑張ってくれ!
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プロフィール
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男性
職業:
ゲーム会社勤務
趣味:
電源不要ゲーム
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