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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
先々週・先週のディケイドは龍騎の世界で、龍騎・555・ブレイドは全部観た関係でどう料理するか注目していたわけだが、ライダー裁判という謎設定で戦い、判決とかとは無関係に真相解明されて終了、とあいなった。
この世界での主人公(龍騎役)がジャーナリストということ以外は本編の設定を活かしている部分がほとんどなく、観終わった直後は「コレってどうなの?」という感じだったが、いろいろ考えるとまあこれもアリなのかなぁ、と思うようになった。
まず、2話という短期間でミラーワールドの謎に絡む話をやるのは無理ということ。クウガの世界みたいに最適解を提示してハイ終了、というわけにはいかないので。なので、ミラーワールドの謎=ストーリーの全編を通して解明される謎要素ということで、ミステリー仕立ての話にする形でテイストを活かした。
次に、各人の戦う理由。龍騎本編でライダー達が戦う理由はきわめて個人的なもので、それぞれの心や体の悩みや人間関係のしがらみなど、様々である。そして、決着を待たずとも戦いの過程で何らかの答えを見出していった者も多かった。
というわけで、戦いの理由は正直なんでもよい。各人異なった理由があるなら龍騎っぽいと言える。というわけで、「あんたは何故ライダーバトルに参加したんだ!」とつめよるシーンがあったり、真意を誤解したり、その結果敵味方が入れ替わったりするのも龍騎っぽい、と言えるのかも。
最後に、過去に戻って事件そのものを無くして解決、というのも本編の結末が「世界の再構築」であったことを考えれば、それらしい終わり方であると言えそうではある。

というわけで、本編の設定を活かす部分がほとんどなく、ファンサービス的要素は弱いものの、話の構造的には龍騎っぽくまとまっていたのかな?というのが現時点での感想。
しかしまあ、やっぱりファンサービス的なところはもう少し欲しかったよねー、というのが正直なところ。
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