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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
赤だけでなく緑絡みでもあたりまえのように速攻持ちがいて、怨恨や結魂で打点が急激に跳ね上がる現スタンダード環境において、黒の濃いデッキを使うメリットの1つとして「信頼性の高いインスタント除去を構えられる」というのがあるのは間違いないだろう。
インスタントはもともと適切なタイミングを選んで使えることから相手の思惑を崩したり実質2対1交換を作り出したりしやすいのだが、インスタント除去はそのなかでも特に使い勝手がよく、クリーチャー戦主体の現環境にマッチしている。
というわけで、インスタント除去の良さを満喫すべく組み上げたのが以下のデッキ。

「8デーモン」
<クリーチャー 16>
4 瞬唱の魔道士
4 吸血鬼の夜鷲
4 冒涜の悪魔
4 血の贈与の悪魔
<呪文 20>
2 悲劇的な過ち
2 死体焼却
2 強迫
1 死せざる邪悪
2 究極の価格
4 夜の犠牲
1 本質の収穫
2 心理的打撃
2 血統の切断
2 ルーン唱えの長槍
<土地 24>
12 沼
4 湿った墓
4 水没した地下墓地
4 島
<サイドボード 15>
2 強迫
1 究極の価格
2 悲劇的な過ち
2 死体焼却
1 血統の切断
1 本質の収穫
2 否認
2 死の支配の呪い
2 真髄の針

悪魔8体投入が特徴的なので名前は8デーモンだが、デッキのお楽しみポイントは瞬唱の魔道士によるフラッシュバック込みでインスタント除去を思う存分使い倒すこと。
瞬唱の魔道士のいいところ、というか他のカードではできない利点として、ある機能を持つインスタントやソーサリーの枚数をそれほど多く入れなくても瞬唱で使いまわすことで使用回数を多くできるところにある。そして、サイド後にはサイドインしたカードをさらに水増しできる点も軽視できない。
たとえば、このデッキがメインから入れている死体焼却は、墓地利用しないデッキには単なる1マナキャントリップにすぎないが、相手がリアニメートだったりしたらそれこそ何度でも使いたい。瞬唱の魔道士の存在により、メインから最大4回、サイドボード後は最大8回使えるようになる。これは除去、手札破壊、カウンター等、相手のデッキによって効き具合が異なるあらゆる呪文について言える。効果的な局面が限定されるのであまり多く入れたくはないが、はまれば相手の思惑を大きく崩せるようなカードを1枚挿しするのも、瞬唱の魔道士がいればより効果的に働く。
1枚づつ入っている死せざる邪悪、本質の収穫がそれにあたる。後者はアタックによらず対戦相手のライフを削ったり、血の贈与の悪魔によるライスロスを補填したり、ダメージレースを有利にしたりするぐらいでまあ普通だが、前者はわずか1マナで除去を無効化しつつサイズアップできたりするので意外性が強く、瞬唱の魔道士と絡めると非常にインチキくさい動きができたりして素晴らしい。
敵のアタックに対して瞬唱の魔道士を出し、墓地の死せざる邪悪をフラッシュバックしてからブロック、不死で3/2になって戻ってきて悲劇的な過ちをフラッシュバック…なんてのは、わずか4マナでできる動きとは信じがたいトリッキーさ。楽しすぎる。
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無題
この春、黒をコーディネートするならメインから《死体焼却》がお洒落!
使われた感想です。
gel 2013/03/07(Thu)00:14: 編集
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