電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
まともにデッキ組んで一週間、早くも遥か見の比類なき便利さを存分に味わった気分でいる。
遥か見でショックランドを持ってくれば3色デッキは余裕で回せる。
ただ、遥か見を入れても土地の総数はおいそれと削れないので、マナ関連のカードを多めに引いてしまったときの使い道を考えておくことが結構重要だと感じた。
たとえば、息切れ防止策として瞬唱の魔道士をタッチした緑白では、議事会の召集・セレズニアの魔除けのフラッシュバックと死橋の大巨虫の活用がマナが潤沢なケースでの使い道となるが、これでは十分とはいえなかった。
そこでジャンドカラーである。緑赤なら、ケッシグの狼の地という「おいそれとは削れない土地の総数」を保ちつつ潤沢なマナの使い道となるカードが使える。
だったらナヤでもいいんじゃねーの?というツッコミには、緑黒と赤黒のショックランドが存在するジャンドのほうが色マナを安定させやすい、と返しておこう。
各カードの検討に移る。
★遥か見
これは4枚確定枠。黒赤のショックランドを持ってくるだけで色マナの問題はほぼ解決する。
★国境地帯のレインジャー
これも4枚入れる。2/2というサイズはアタッカーとしても相打ち要員としてもそこそこ良いもので、それをカードアドバンテージを失わずに出せるのは強い。遥か見と併用することでマナサーチ手段が8枚となり安定する。
★死橋の大巨虫、高原の狩りの達人、オリヴィア・ヴォルダーレン
遥か見を入れている以上、1ターン早く4マナに到達した場合のメリットを活かす手段があったほうがいい。そのために、盤面にインパクトを与えられる4マナクリーチャーを4~6体ぐらい用意しておきたい。
オリヴィアはマナが潤沢なデッキだと鬼のように強いので、持っているなら1枚挿しておいて損はない。高原の狩りの達人も手元にあれば入れてもいいだろう。残りは死橋の大巨虫で埋める。
★小悪魔の遊び
赤を出せるランプなら入れない理由のないカード。早い段階から除去として流し撃ちできるのが強い。2~3枚で。
★血統の切断
黒を入れる理由のひとつ。高タフネス、再生、不死、破壊されない等の除去耐性を無視してあとくされなく除去でき、大量のトークンを一度に生み出す手段への対抗策にもなるうえフラッシュバックでカードアドバンテージも得られる。すばらしい。2~3枚。
★ニンの杖
マナカーブの終端として入れるのにもってこいのカード。使ったり使われたりするとその強さがわかる。1~2枚。
★絡み根の霊
相手が遅いデッキならすばやく攻撃を仕掛けることができ、相手が早いデッキなら2回の相打ち要員になれる。どちらにしても悪くない。4枚。
★ウルフィーの報復者
絡み根の霊と似たような立ち位置。そこそこのアタッカーでありつつタフなブロッカーでもあり、除去耐性も備えている。インスタントが少ない環境なので瞬速がトリックとして機能することも期待できる。再生マナの負担を考えて2~3枚で。
★怨恨
速攻の場合の有用性は言うに及ばず。守勢に回った場合にも相打ちをしやすくなる効果がある。入れすぎると引きがかみ合わないときに悲惨だし、ケッシグの狼の地もあるのでそこまでの枚数はいらない。1~2枚でいいだろう。
★荘園のガーゴイル、スラーグ牙
5マナ域。除去耐性のあるタフなブロッカーで、盤面を落ち着かせてから伸びたマナを活かして優位を得て、おもむろに攻勢に転じる枠回り。2~3枚。
★ラクドスの復活
ここは安くないが、残念ながら代わりがきくカードがない。ラクドスの復活はジャンドランプの決め手のひとつであり、ぜひ2枚は欲しい。カードパワーの高さは折り紙つきなので、入手しておいて損はないだろう。
★突然の衰微
貴重なインスタント除去であり、メインから入れられる「忘却の輪や拘留の宝球を割れるカード」である。2枚程度入れたい。
★忌むべき者のかがり火
持っているなら入れてもいい。必須ではない。相手の意表をつくために1枚だけ仕込むというのも面白い。
★ミジウムの迫撃砲
持っているなら入れてもいい。超過で撃てればほとんどのケースで相手の盤面を壊滅させられるだろう。しかし、コントロールデッキ相手には役に立たない場合があるので多くはいらない。メインに入れるなら1~2枚か。
★灼熱の槍
インスタント除去は貴重だが、単体でのカードパワーは高くないので、入れるとしても相手の読みを惑わせるための1~2枚というところだろう。
★土地構成
ケッシグの狼の地を2~3枚。ショックランドは必要分投入する。すなわち、第一色である緑を出せる草むした墓は4枚、血の墓所は遥か見を複数枚引いたときのために2枚。イニストラードの二色土地は今から買うのはバカバカしいので入れない。残りはM10ランドと基本土地だけで十分カバーできる。
サイドボードもあわせて、まとめると以下のようになった。
「モデレート・ジャンド・ランプ」
<クリーチャー 18>
4 絡み根の霊
4 国境地帯のレインジャー
3 ウルフィーの報復者
1 オリヴィア・ヴォルダーレン
4 死橋の大巨虫
2 荘園のガーゴイル
<呪文 18>
3 小悪魔の遊び
3 血統の切断
2 ニンの杖
2 怨恨
2 突然の衰微
2 ラクドスの復活
4 遥か見
<土地 24>
8 森
2 山
1 沼
4 根縛りの岩山
4 草むした墓
2 血の墓所
3 ケッシグの狼の地
<サイドボード 15>
2 殺戮遊戯
3 ゴルガリの魔除け
2 古の遺恨
2 獰猛さの勝利
3 ミジウムの迫撃砲
3 死体焼却
うん、まあまあの安さだ。墓地依存がやや強め(怨恨、絡み根の霊、血統の切断、小悪魔の遊び、死橋の大巨虫)だが、そこが無力化されても余剰マナの使い道は確保されている。悪くなさげ。
遥か見でショックランドを持ってくれば3色デッキは余裕で回せる。
ただ、遥か見を入れても土地の総数はおいそれと削れないので、マナ関連のカードを多めに引いてしまったときの使い道を考えておくことが結構重要だと感じた。
たとえば、息切れ防止策として瞬唱の魔道士をタッチした緑白では、議事会の召集・セレズニアの魔除けのフラッシュバックと死橋の大巨虫の活用がマナが潤沢なケースでの使い道となるが、これでは十分とはいえなかった。
そこでジャンドカラーである。緑赤なら、ケッシグの狼の地という「おいそれとは削れない土地の総数」を保ちつつ潤沢なマナの使い道となるカードが使える。
だったらナヤでもいいんじゃねーの?というツッコミには、緑黒と赤黒のショックランドが存在するジャンドのほうが色マナを安定させやすい、と返しておこう。
各カードの検討に移る。
★遥か見
これは4枚確定枠。黒赤のショックランドを持ってくるだけで色マナの問題はほぼ解決する。
★国境地帯のレインジャー
これも4枚入れる。2/2というサイズはアタッカーとしても相打ち要員としてもそこそこ良いもので、それをカードアドバンテージを失わずに出せるのは強い。遥か見と併用することでマナサーチ手段が8枚となり安定する。
★死橋の大巨虫、高原の狩りの達人、オリヴィア・ヴォルダーレン
遥か見を入れている以上、1ターン早く4マナに到達した場合のメリットを活かす手段があったほうがいい。そのために、盤面にインパクトを与えられる4マナクリーチャーを4~6体ぐらい用意しておきたい。
オリヴィアはマナが潤沢なデッキだと鬼のように強いので、持っているなら1枚挿しておいて損はない。高原の狩りの達人も手元にあれば入れてもいいだろう。残りは死橋の大巨虫で埋める。
★小悪魔の遊び
赤を出せるランプなら入れない理由のないカード。早い段階から除去として流し撃ちできるのが強い。2~3枚で。
★血統の切断
黒を入れる理由のひとつ。高タフネス、再生、不死、破壊されない等の除去耐性を無視してあとくされなく除去でき、大量のトークンを一度に生み出す手段への対抗策にもなるうえフラッシュバックでカードアドバンテージも得られる。すばらしい。2~3枚。
★ニンの杖
マナカーブの終端として入れるのにもってこいのカード。使ったり使われたりするとその強さがわかる。1~2枚。
★絡み根の霊
相手が遅いデッキならすばやく攻撃を仕掛けることができ、相手が早いデッキなら2回の相打ち要員になれる。どちらにしても悪くない。4枚。
★ウルフィーの報復者
絡み根の霊と似たような立ち位置。そこそこのアタッカーでありつつタフなブロッカーでもあり、除去耐性も備えている。インスタントが少ない環境なので瞬速がトリックとして機能することも期待できる。再生マナの負担を考えて2~3枚で。
★怨恨
速攻の場合の有用性は言うに及ばず。守勢に回った場合にも相打ちをしやすくなる効果がある。入れすぎると引きがかみ合わないときに悲惨だし、ケッシグの狼の地もあるのでそこまでの枚数はいらない。1~2枚でいいだろう。
★荘園のガーゴイル、スラーグ牙
5マナ域。除去耐性のあるタフなブロッカーで、盤面を落ち着かせてから伸びたマナを活かして優位を得て、おもむろに攻勢に転じる枠回り。2~3枚。
★ラクドスの復活
ここは安くないが、残念ながら代わりがきくカードがない。ラクドスの復活はジャンドランプの決め手のひとつであり、ぜひ2枚は欲しい。カードパワーの高さは折り紙つきなので、入手しておいて損はないだろう。
★突然の衰微
貴重なインスタント除去であり、メインから入れられる「忘却の輪や拘留の宝球を割れるカード」である。2枚程度入れたい。
★忌むべき者のかがり火
持っているなら入れてもいい。必須ではない。相手の意表をつくために1枚だけ仕込むというのも面白い。
★ミジウムの迫撃砲
持っているなら入れてもいい。超過で撃てればほとんどのケースで相手の盤面を壊滅させられるだろう。しかし、コントロールデッキ相手には役に立たない場合があるので多くはいらない。メインに入れるなら1~2枚か。
★灼熱の槍
インスタント除去は貴重だが、単体でのカードパワーは高くないので、入れるとしても相手の読みを惑わせるための1~2枚というところだろう。
★土地構成
ケッシグの狼の地を2~3枚。ショックランドは必要分投入する。すなわち、第一色である緑を出せる草むした墓は4枚、血の墓所は遥か見を複数枚引いたときのために2枚。イニストラードの二色土地は今から買うのはバカバカしいので入れない。残りはM10ランドと基本土地だけで十分カバーできる。
サイドボードもあわせて、まとめると以下のようになった。
「モデレート・ジャンド・ランプ」
<クリーチャー 18>
4 絡み根の霊
4 国境地帯のレインジャー
3 ウルフィーの報復者
1 オリヴィア・ヴォルダーレン
4 死橋の大巨虫
2 荘園のガーゴイル
<呪文 18>
3 小悪魔の遊び
3 血統の切断
2 ニンの杖
2 怨恨
2 突然の衰微
2 ラクドスの復活
4 遥か見
<土地 24>
8 森
2 山
1 沼
4 根縛りの岩山
4 草むした墓
2 血の墓所
3 ケッシグの狼の地
<サイドボード 15>
2 殺戮遊戯
3 ゴルガリの魔除け
2 古の遺恨
2 獰猛さの勝利
3 ミジウムの迫撃砲
3 死体焼却
うん、まあまあの安さだ。墓地依存がやや強め(怨恨、絡み根の霊、血統の切断、小悪魔の遊び、死橋の大巨虫)だが、そこが無力化されても余剰マナの使い道は確保されている。悪くなさげ。
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