電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
ラヴニカへの回帰のプレビューが始まり、ニヴ=ミゼットの別バージョンが公開されたわけだが、「なんで再録じゃないの?」「フレーバーテキストが普通すぎる」と各所から不満の声が。
FKとしても大いに不満である。
公式のコラム「活用と超過の起源」でこのカードが紹介され、得々と語られてるわけだが、「シヴのヘルカイトに好奇心をエンチャントしたクリーチャー」でほぼ説明できてしまうあたり、どうしようもなく凡庸なデザインであると言わざるをえない。
MtGを多少かじった人間なら1分でデザインできるような代物だ。
「元の《火想者ニヴ=ミゼット》を思い出させるようなもので、誘発型能力が逆になっていることが特徴です」じゃあないよ。よくある誘発型能力の、逆の能力を備えていたからこそ元のニヴ=ミゼットは独創的だったんじゃないか。
逆転の発想で生み出されたアイデアを、再度逆にしてどうするんだ。
また別の側面として、元のニヴ=ミゼットはカードを引く効果を(そのあとすぐ捨てるのだとしても)含んでいるさまざまなカードとシナジーを持ち、いろいろなコンボを生み出した。その多様な可能性もイゼット的で実に素晴らしかった。
ひるがえって今回のやつは、「アタックしてプレイヤーに通れば1枚引く」「赤青を支払うたびに1点飛ばせて、プレイヤーに飛ばせばそのたびに1枚引く」だけだ。このカードでできることは、まったく見たまんまであり一切広がりがない。
これならせめて、誘発型能力の内容を「あなたの対戦相手に戦闘ダメージでないダメージが与えられるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい」にでもしてほしかった。これならまだ、本体火力やピンガーと併用してみようという気が起こる。
フレーバーテキスト。元のニヴ=ミゼットのそれが良かれ悪しかれ意外性に満ちていたのに比べて、今回のは平凡そのものだ。
名前。訳は日本語訳固有の問題なのでちょっと話が別だが。ドラコジーニアスとルビが振ってあるのはイゼットの伝統だからいいとして、「竜英傑」ってのはいかがなものかな。なんか、かっこいい名前にしようと背伸びした感じで、狂的天才のイメージがまったく伝わってこない。そもそもジーニアスは「天才」が定訳なのでは?
「天才竜ニヴ=ミゼット」「鬼才竜ニヴ=ミゼット」とかのほうがダサさが一回りしてかえってかっこいい気がする。
以上、まとめると「好きなキャラがこんな凡庸極まりない形で扱われて残念このうえない」。
FKとしても大いに不満である。
公式のコラム「活用と超過の起源」でこのカードが紹介され、得々と語られてるわけだが、「シヴのヘルカイトに好奇心をエンチャントしたクリーチャー」でほぼ説明できてしまうあたり、どうしようもなく凡庸なデザインであると言わざるをえない。
MtGを多少かじった人間なら1分でデザインできるような代物だ。
「元の《火想者ニヴ=ミゼット》を思い出させるようなもので、誘発型能力が逆になっていることが特徴です」じゃあないよ。よくある誘発型能力の、逆の能力を備えていたからこそ元のニヴ=ミゼットは独創的だったんじゃないか。
逆転の発想で生み出されたアイデアを、再度逆にしてどうするんだ。
また別の側面として、元のニヴ=ミゼットはカードを引く効果を(そのあとすぐ捨てるのだとしても)含んでいるさまざまなカードとシナジーを持ち、いろいろなコンボを生み出した。その多様な可能性もイゼット的で実に素晴らしかった。
ひるがえって今回のやつは、「アタックしてプレイヤーに通れば1枚引く」「赤青を支払うたびに1点飛ばせて、プレイヤーに飛ばせばそのたびに1枚引く」だけだ。このカードでできることは、まったく見たまんまであり一切広がりがない。
これならせめて、誘発型能力の内容を「あなたの対戦相手に戦闘ダメージでないダメージが与えられるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい」にでもしてほしかった。これならまだ、本体火力やピンガーと併用してみようという気が起こる。
フレーバーテキスト。元のニヴ=ミゼットのそれが良かれ悪しかれ意外性に満ちていたのに比べて、今回のは平凡そのものだ。
名前。訳は日本語訳固有の問題なのでちょっと話が別だが。ドラコジーニアスとルビが振ってあるのはイゼットの伝統だからいいとして、「竜英傑」ってのはいかがなものかな。なんか、かっこいい名前にしようと背伸びした感じで、狂的天才のイメージがまったく伝わってこない。そもそもジーニアスは「天才」が定訳なのでは?
「天才竜ニヴ=ミゼット」「鬼才竜ニヴ=ミゼット」とかのほうがダサさが一回りしてかえってかっこいい気がする。
以上、まとめると「好きなキャラがこんな凡庸極まりない形で扱われて残念このうえない」。
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Comment
無題
面白い改造案ですね。さらに、
「あなたの対戦相手"か対戦相手のコントロールするクリーチャー"に戦闘ダメージでないダメージが与えられるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい」
とすると超荷との相性がよくなり、イゼット団の指導者らしさが出る気がします。
「あなたの対戦相手"か対戦相手のコントロールするクリーチャー"に戦闘ダメージでないダメージが与えられるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい」
とすると超荷との相性がよくなり、イゼット団の指導者らしさが出る気がします。