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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
アイアンマン1→同2→キャプテンアメリカ、と来て今度はアベンジャーズの映画。
興行的にはかなりの成功らしいけど、FK的には上記の3作やX-MENに比べて落ちる印象。
ヴィランの魅力が乏しいうえにストーリーが陳腐なので、見所はアクションと「ヒーローたちの個性がいかに発揮されているか」に絞られる。
さすがに、アクションの見せ方は心得たもので、特にハルクの躍動感溢れるパワフルなアクションは一見の価値あり。アイアンマンも前の二作と遜色ない出来で好印象。それに対して、キャプテンアメリカは自身の映画以上に地味さが目立つ。ハルクとアイアンマンが派手なせいで地味さが際立っているというか。ソーも「まあ、ソーならこんな感じだよね」という予想をいい意味で裏切ってはくれないレベル。ブラックウィドウとホークアイは…質の高いアクションをしているとは思うけど、まあスーパーパワーは持ってない2人なので…。ああ、PC端末に矢を撃ってUSB接続させてウイルスを流し込んだのは変態的で意表を突かれた。
そして、ヴィランであるロキがどうにもならない。カリスマ性もないし、能力もパワフルでも個性的でもないし、アクションも印象的でない。ソーをストーリーに絡ませるためだけの存在と言っていいだろう。そしてそのロキとストーリーがこの映画の欠点の90%以上を占めているわけなのだが。
ヒーローの個性の表現という面から見ると、いずれもそれらしく描写されており及第点ではある。しかし、もともとのキャラの個性の強さに大きな差があり、アイアンマン>>ハルク>>>>ソー=キャプテンアメリカ、ぐらいの印象。ぶっちゃけトニー・スタークが他のキャラを食いすぎです。
あと、クロスオーバーならではのキャラ同士の絡みが、アクション面ではあまりないというのは残念なところ。アイアンマンVSソーが少しあるが、対戦プレイよりも協力プレイが見たかった。そういう点で、アイアンマンVSソーに割って入ったキャプテンアメリカがソーの一撃をシールドで受け止め、凄まじい衝撃波が発生!というシーンは「お!これは協力技に開眼した瞬間か?!」と大いに期待したが、結局使われなかったのでその期待は反転して失望へと変わったのでありました。脚本家はスパロボでもプレイして「ヒーローのクロスオーバーものに求められているものは何か?」ということを勉強するといいと思います。
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