電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
読了。AURA同様のスクールカーストもので、AURA同様にシリーズ化されそうにないラノベ。
というのは、スクールカーストものは敵があまりにも等身大なせいで、一応の解決をみたあとはそれ以上の展開を作りにくい。一番簡単な新展開手法である敵のインフレ化が使えない。かといって、全ての問題を解決させきることもまた難しい。自然、一発屋にならざるをえないわけだ。
で、文章やテンポ、ギャグの挟み方は相変わらず巧い。のだが、話のオチのつけかたにどうにも肩すかし感がぬぐえない。
小早川さんの舌鋒が炸裂する箇所が「炎の剣を振るう」という風に抽象化されているというのが1つ。まるで、ラスボスに対して「いくぞォォォッ!」と武器を構えて走り出したところでホワイトアウト、ホワイトインしたら草原でのんびりと寝て平和を満喫しているシーンに繋がったような感じ。
そして、賢人独裁完成ハッピーエンド!というのがとてもではないがリアリティを持って受け入れられない。場の雰囲気に流されやすい集団心理が相手とはいえ、集団心理で醸成された悪意がそんなにすっぱり消えてなくなるわけない。絶対に、見えにくい陰のところで悪意がとぐろを巻いて成長しつつある。そうとしか思えない。それとも、そんな暗部は悉く主人公が氷の刃で刺殺するとでもいうのだろうか?教室内に独裁者+秘密警察誕生!というブラックユーモアなのかも。独裁の萌え化。うーん伝わりにくそう。
というのは、スクールカーストものは敵があまりにも等身大なせいで、一応の解決をみたあとはそれ以上の展開を作りにくい。一番簡単な新展開手法である敵のインフレ化が使えない。かといって、全ての問題を解決させきることもまた難しい。自然、一発屋にならざるをえないわけだ。
で、文章やテンポ、ギャグの挟み方は相変わらず巧い。のだが、話のオチのつけかたにどうにも肩すかし感がぬぐえない。
小早川さんの舌鋒が炸裂する箇所が「炎の剣を振るう」という風に抽象化されているというのが1つ。まるで、ラスボスに対して「いくぞォォォッ!」と武器を構えて走り出したところでホワイトアウト、ホワイトインしたら草原でのんびりと寝て平和を満喫しているシーンに繋がったような感じ。
そして、賢人独裁完成ハッピーエンド!というのがとてもではないがリアリティを持って受け入れられない。場の雰囲気に流されやすい集団心理が相手とはいえ、集団心理で醸成された悪意がそんなにすっぱり消えてなくなるわけない。絶対に、見えにくい陰のところで悪意がとぐろを巻いて成長しつつある。そうとしか思えない。それとも、そんな暗部は悉く主人公が氷の刃で刺殺するとでもいうのだろうか?教室内に独裁者+秘密警察誕生!というブラックユーモアなのかも。独裁の萌え化。うーん伝わりにくそう。
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