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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
観に行った池袋東急(年内に閉館)の枯れっぷりにさみしくなった。JR池袋駅から徒歩三分のあの立地で、まるっきり場末の映画館臭を漂わせていたので…ある意味貴重ですらある。

それはともかく。

知り合いの中では、カプコンのマーブルVSシリーズで知っている人が多そうなキャプテンアメリカ。
話としては正直かなりどうしようもない。チビで貧弱ボディだけど善良で正義感あふれる主人公が科学の力でマッチョボディとスーパーパワーを手に入れて大活躍。実に、マッチョイズムに支配されてるアメリカらしい話だなー、と思わずにいられない。ヒロインは有能な女性軍人で、真正面から猛進してくる敵の車にひるまず射撃を続けるような女傑なんだけど、彼女との関係が深まるのも主人公がマッチョ化してからなので、「結局マッチョがジャスティスかよ!」というツッコミに有効な反論はありそうにない。
あれだ、昔のボディビルの広告であった「まったく、簡単、だ」「おーい君たちおいでよー」の世界だな。

絵的な見所は、
1)実写でそのまま提示すると浮きまくること必定のあのコスプレタイツ姿を、かなり現実的なデザインの衣装として落とし込んだこと。
2)メカ類。ジェットヘリ、光線砲戦車、有人飛行爆弾、全翼機など。いい味出してます。
3)クライマックスの、全翼機の追跡→乗り込み→有人飛行爆弾と放り出される→コントロールを奪って、対空砲火をかわしながら再突入→ボスの待つコックピットへ、という流れはハラハラドキドキの盛りだくさんでGOOD。

残念なところは、
1)シールドを使った戦闘シーンが映えない。シールドでぶん殴ったり敵の攻撃を防ぐだけではどうにも地味。どうにかできる可能性があるとしたらシールド投げだが、それも非常に普通の使い方止まりだった。もっとこう、投げたシールドを複数回反射させて標的に当てるとか、一投で複数人を倒すとか、反射させたシールドと本体の同時攻撃とか、「おおお!?」と思わせるアクションはありえたんじゃないだろうか。
2)ボスであるレッドスカルとの戦闘が地味。レッドスカル自体が地味ともいえる。キャプテンアメリカもシールドで戦うのは決して派手といえないが、拳銃と徒手格闘というレッドスカルの地味さはヤバい。キャプテンアメリカの地味さと相乗効果で、もう…。

全体的に言って、静止画のクオリティは高いがアクションがもうひとつという印象でした。
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