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電源不要系同人サークル「Paper Entertainment Factory」のアナウンスと、適当な駄文。
EDHはMtGを楽しむためのフォーマットとしてはなかなか良い感じだと思う。

言うまでも無く、フォーマットというのはMtGを適正なバランスで遊ぶためのものである。が、構築…特にスタンダードは商業主義のために歪められている側面が少なからずあるように思う。特に最近はその風潮を強く感じる。
そういった中で、EDHはある意味商業主義から最も遠いフォーマットであり、構築の自由度が高いが野放図に過ぎることもないという良バランス。

より具体的に言うと、気に入っているのは以下の3点。

1)運不運によって、ゲームをした気分を味わう前にゲームが決着してしまうことが少ない。
「MtG運ゲー」とか「MtGの半分は土地事故」とか「3本勝負のうち1本目は自分が土地事故で負け、2本目は相手が土地事故で勝ち、3本目だけまともにゲームできた」というのは非常に言われてきたこと。シャッフル→7枚中土地一枚でマリガン→また一枚でマリガン→5枚中土地2枚でスタート→以後土地を引かずにやっぱり負け、とかだとゲームを準備している時間のほうが長いのでものすごく馬鹿馬鹿しい気分になってくる。
EDHは多人数戦なので順調に展開しているプレイヤーのほうが危険視され「水に落ちた犬」を敢えて叩くようなプレイをされることはまずないうえ、シャッフルの手間が少なく土地を確保しやすいマリガン形式、初期ライフ40などで「マナスクリューで何もできないまま終了」ということはほとんど無いようになっている。

2)ハイランダーならではの多様な展開
FKはもともとハイランダーデッキが好きで、ゆるいシナジーを持つカードを1枚づつ詰め込んで「今回はこんな組み合わせが活躍したよ!」とプレイするたびにデッキがさまざまな顔を見せる様を楽しんでいた。
この感覚がわかってもらえるなら、「定番カードばかりを入れるのはつまらない」「『EDHでは必須のカード』という表現は無粋」「サーチの有用性はわかるけどもサーチカードを大量に詰め込むのも面白みに欠ける」という感覚も理解してもらえるのではないかと。

3)投資額の少なさ
ハイランダーだから同じカードを1枚しか入れられない=4枚そろえる必要がない、ということで財布にやさしい。カードプールが広いため、一時期やっていたけど今はやっていない、という人でも昔のカードを取り出してデッキを組み上げることができる。
多人数戦は長期戦になりがちであるためスタンダードをはじめとする主要な構築フォーマットとは各カードの評価基準が異なり、EDHでは強力だがスタンダードでは見向きもされない、というカードは多い。EDHを始めるとカードショップのカスレアボックスが宝の山に見えてくる、というのは本当の話。

というわけで、「MtGは好きだけど最近のスタンダードはちょっと…」というような人は是非EDHを。
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趣味:
電源不要ゲーム
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